新着記事一覧
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東京商工リサーチ横浜支店が発表した4月の神奈川県内企業の倒産件数は、前年同月比16・1%減の47件となり、2カ月連続して減少した。倒産企業の負債総額の合計は、同4・4%増の85億4700億円。3月末に中小企業金融円滑化法が終了した直後だったものの、特に目立った混乱は見られなかったという。 (千葉
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ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)と三菱地所は13日、相模原市緑区大山町の旧セントラル自動車跡地で、大型複合物流施設「ロジポート橋本」の開発に着手すると発表した。10月に着工し、来秋の稼働を目指す。稼働後は1000人前後の新規雇用を見込む。また、現在建設中の中央区田名の「ロジポート相模原」は
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相模原商工会議所は5月9日、市立産業会館(相模原市中央区中央)で、創立40周年の記念式典を開いた。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による景気回復に対する期待が高まるなか、同商議所の会員、関係団体など約300人が出席した。式典には、加山俊夫・相模原市長らも駆けつけ、祝辞を述べた。 (千葉龍太
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ハイスポット(相模原市南区相模大野)は、同社で開発したスマートフォン(多機能携帯電話)専用システム「救急隊員Navi」を、市内の消防各署に試験納入した。同システムは、現場に到着した救急隊員が、受け入れ先となる病院を探す際、電話で問い合わせを行った結果などを、隊員同士がリアルタイムに共有できるシステ
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家電量販ノジマ(相模原市中央区横山)は、ベトナムの同業大手、チャンアインデジタルワールド(本社・ハノイ市)と資本・業務提携することで基本合意した。7月にも同社に10%程度出資に役員も派遣する。ノジマが培ってきた店舗運営のノウハウを提供。成長著しい東南アジアの家電量販市場へ本格進出するための足がかり
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「図面通りのものづくり」 金属部品加工を手掛ける企業なら当たり前のようにも思えるが、御社最大の強みはと聞かれ、こんな回答をする企業がどれほどあるだろうか。 穏やかな口調で即座にこう答えるコスモ精工(相模原市緑区橋本台3-5-17、三角金蔵社長)の藤川芳樹工場長からは、技術者としての誇り、自社技術
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さがみはら産業創造センターが一般のオフィスビル管理・運営事業者と一線を画すのは、略称SICの「I」、インキュベーション機能にある。 基本的にそれは入居企業が抱える様々な課題解決に向け個別に提供されるものだが、実際には内外複数の企業間連携のもとに提供されることも多い。起業後間もない企業、さらなる飛
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「何十年もうちのクルマの面倒をみてくれた整備士が引退してしまった」「あの寿司屋は親父から息子になって、少し味が落ちたな」。 ちまたでよく聞くこんな嘆き節も、「それが時代の流れ」との一言で片づけられるご時世だ。 ものづくりを生業とする町工場も、かつては職人の技を屋台骨にしていたが、近年では機械・
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地域によるばらつきはあるものの、日本は今、ほぼ4人に1人が高齢者(65歳以上)だ。 我が国の高齢化対策は実質、1989年のゴールドプランでスタートを切ったが、予想以上の進展スピードや財政問題等により幾度となく修正を余儀なくされた。2000年の介護保険制度の導入で一つの枠組みができ上がったものの、当
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赤丸急上昇中の若手人気歌手が意外な苦労人であったりするように、新進気鋭のベンチャー企業に紆余曲折の過去があることも珍しくはない。 超音波洗浄機によるバリ取り技術で注目を集めるブルー・スターR&D(相模原市中央区横山台1-31-1、柴野美雪社長)は設立3年目だが、ここに至るまでの道のりは、栄光と挫