ロングインタビュー
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相模原市中央区矢部の駅から近い住宅街に、ひっそりと佇むスペイン料理店がある。2月14日で創業32年を迎えたスペイン料理店「SOLEADO(ソレアド)」は、現地で修行を積んだ2代目の守屋勝さん(48)が同店の伝統の味を守りつつ、「本場に恥じない味や雰囲気を感じてもらいたい」と奮闘している(取材2月上旬
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相模原市内企業と書店・レンタル大手のツタヤが連携して「次世代作家 文芸賞」を設立し、9月に第1回大賞受賞者が決まった。釜形勇気さん(28)=相模原市中央区出身=が起業した「indent(インデント)」(相模原市中央区田名)は、小説、マンガ、映画や舞台の脚本など、物語を創作する人を支援す
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相模湖(相模原市緑区)近くの若柳で、世界トップクラスの辛さを持つ唐辛子が栽培・生産されていることをご存じだろうか―。ギネス記録で世界一辛いと認定された唐辛子「ブット(ブート)・ジョロキア」の加工に初めて成功した竹内僚さん(40)=七海交易代表=。現在こそ大手加工食品メーカーや外食チェーンなどとの取
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グルメサイトや雑誌で上位を走り続けるラーメン店「麺や食堂」などを展開する「SANTACALA(サンタカラ)」(厚木市幸町9)は、相模原市緑区橋本の商業施設ラフロールにテイクアウト専門のからあげ店を出店した。老舗の高級しょうゆを使いながらも普段の食卓に並べられる価格に抑え、手を掛けずにもう1品おかずを
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保険代理店の「ハピイ」(相模原市緑区橋本)は、創業32年の歴史を持つアフラック専属代理店。2代目社長の横山督さん(46)は母親が創業した同社の社長を2年前に引継ぎ、現在は市内2店舗を展開するまでに急成長させた。昨年から相模原市・町田市を中心とした同業保険代理店会(会員数約100人)の会長も務め、社会
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「いつまでも社会と関わり合っていたい、生産人口の一人でいたい」。ボーノ相模大野1階のヘアーソロンARTの経営者、石井とし子さん(77)は元気あふれる声でこう語る。29歳のとき創業し、現在は入居店舗などで構成するボーノ会会長の要職も務めている。その一方、60歳をすぎてから慶応大学文学部、立教大学大学
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相模原市南区選出の京島圭子県議(47)は相模原市選出の唯一の女性県議。病院勤務、損害保険の営業を経験したあと、訪問介護と保険代理業の会社を起業した女性実業家であり、父親の終末期介護の経験者でもある。本村賢太郎衆院議員の後援会でボランティア活動をしていたことが機縁になって、2015年の県議選に民主党か
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相模原市中央区選出の公明党県議、佐々木正行さん(54)は大手製薬会社に勤めていた頃、抜群の営業成績を収めていることが党関係者に注目され、県議選へ白羽の矢が立った。衆院議員の公設秘書を一年間務めたあと、07年の県議選に初出馬して当選。以来3期続けて議席を確保している。県会では医療、教育、福祉などの分野
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市会議員と県会議員を地域の代弁者と呼ぶとすれば、細谷政幸さん(60、自民党)はこの名にふさわしい議員の一人に違いない。相模原市南区古淵の生家は鎌倉時代後期から続き、名将・新田義貞とのつながりがあると伝わる家柄。江戸時代には代々庄屋を務め、亡父の隣(さとる)さんも長く市議の職にあった。細谷さんは父の引
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相模原市緑区選出の県議、長友克洋(よしひろ)さん(47)は若い頃から藤井裕久氏(当時・衆院議員)の公設秘書を務め、28歳のときに相模原市議会選挙に立候補。若さいっぱいの熱意が有権者に伝わり、3位当選で初陣を飾った。市議を2期務めた後、県議に転進し現在3期目を務めている。国民民主党に所属し、県政改革に
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相模原市中央区東淵野辺に生まれ育ち、桜美林大学卒業後は、相模原市農業協同組合に勤務した経歴を持つ河本文雄さん(61)。市議を経て現在、2期目の自民党県議を務めている。「安全・安心なまちづくり」に力を注ぎ、今は自転車事故の防止に向けた条例の制定に向け積極的に活動。開催中の6月定例会では自民党県議団を代
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20歳の女性理容師の夢と闘いを描いて読者の共感の輪を広げている上野歩氏の小説『キリの理容室』(講談社刊)。5月に刊行され、試行錯誤を重ねながら成長していく主人公・神野キリの心の内と、多彩な人々とのふれあいを軽快なタッチで描いて読む人を飽きさせない。理容技術と経営も現実に即して叙述しており、プロの理容
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5月に創立40周年を祝った大和中ロータリークラブ会長の小栁(こやなぎ)智裕さんは、保険会社エフビーブレイン(大和市中央林間)の代表取締役。車のセールスマンから保険業界に転身し、40歳で独立。顧客ゼロから15年あまりで取引先約250社という実績を築き上げた。ビジネスにも社会奉仕にも積極的な気鋭の経営者