製造業・中小企業

  • 相模原経済の今後へ抱負を語る杉岡会頭=本紙撮影

    相模原商工会議所,地域経済更なる発展へ/50周年を機に決意新たに

    相模原商工会議所が創立50周年を迎え、16日に市立あじさい会館で記念式典を開いた。来賓や会員企業など約400人が出席。次の50年への出発点として、地域経済の持続的な発展を目指す決意を新たにした。【2023年5月22日号掲載】 杉岡芳樹会頭は創立から半世紀を振り返り、「オイルショックやバブル経済の崩壊

  • 下落率ワースト5位の「与瀬本町」=本紙撮影

    相模原の公示地価、住商工すべて2年連続上昇/山間部では下降止まらず

    国土交通省が3月22日に発表した2023年公示地価で、相模原市全体において住宅地、商業地、工業地のすべての平均変動率が2年連続で上昇した。リニア中央新幹線新駅が設置される橋本駅周辺でも商業地の上昇率が約1割に拡大(前年5・8%)し、県内の上昇率順で4位になったものの、県内トップ10入りしたのは1地点

  • 選挙後、初めて登庁した市議

    相模原市で市議46人が初登庁/新たな会派構成決まる

    相模原市議選で当選した46人の市議が4月30日、任期を迎え初登庁した。議員総会が行われ、本村賢太郎市長があいさつし、各市議が自己紹介を行った。その後、各会派の会議により、市議会の会派構成が決まった。【2023年5月10日号掲載】 本村市長は議員総会で「前例踏襲型ではないチャレンジする相模原にしていき

  • 津久井の魅力を熱弁する黒岩知事

    津久井地区4商工会、魅力づくり考えるシンポ/バレエの聖地や国際保養地など意見

    津久井・城山・相模湖・藤野の4商工会からなる津久井地区商工会連絡協議会は、4月28日に相模原市津久井中央公民館(緑区中野)で、リニア中央新幹線の関東車両基地が建設されることが決まったことで大きく変化すると期待される「津久井地域」を考えるシンポジウムを開いた。国際保養地や咢堂桜の名所といった案に加え、

  • 焼却炉から貴金属の継続回収に成功した南清掃工場=南区麻溝台

    南清掃工場、ことしも貴金属計16キロ/継続的な回収の可能性に期待

    相模原市は4月28日、2022年度も南清掃工場(南区麻溝台)で焼却炉から貴金属を回収する取り組みを継続しており、金約6㌔、銀約10㌔を回収したことを発表した。売却益から回収費を差し引いた収入は総額1600万円となる見込み。初めて回収に成功した21年度に比べて4割程度に留まったが、今後も継続的に回収が

  • オンラインで会議に出席した小板橋副知事=県庁西庁舎(本紙記者撮影)

    富士山噴火、旧藤野・旧相模湖で避難対象5千人/溶岩流到達まで1週間以上

    神奈川、山梨、静岡の3県などで構成する富士山火山防災対策協議会は3月29日、大規模噴火による被害や影響が想定される地域の新たな避難計画をまとめた。現象の特性や火口からの距離を踏まえ、原則として事前の避難行動は行わない方針とした。相模原市では噴火口の位置や溶岩流が流下する向きによって緑区の一部に影響が

  • 激辛唐辛子キャロライナリーパーの「恐辛せんべい」を開発した藤本さん(左)と竹内さん=本紙撮影

    農食連携で「恐辛せんべい」開発/相模湖産の激辛唐辛子使用

    「恐ろしいほど辛い」。相模原市緑区内の老舗せんべい店「津久井せんべい本舗」(太井)と農業生産者「相模湖うみくんふぁーむ」(若柳)がコラボレーションし、市内で生産される「世界一辛い」(ギネス世界記録3月現在)とされる唐辛子を使った「恐辛せんべい」を開発した。それぞれが持つ製品開発のノウハウや広報・販路

  • コミックなど1800冊を置くシェアラウンジ

    TSUTAYA、県央初のシェアラウンジ業態/「書籍に囲まれ発想生み出す空間」

    TSUTAYA(ツタヤ)や蔦屋書店などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とTSUTAYAフランチャイズのユニバース開発の2社は8日、小田急電鉄が海老名駅間に開業した複合施設「ヴィナガーデンズパーチ」に、書店とシェアラウンジを併設した「ツタヤ・ブックストア海老名店」をオープンした。

  • 2023相模原市長選

    相模原市長選、出馬予定者5人が論戦/都市構想など論点に

    任期満了に伴う相模原市長選(26日告示、4月9日投開票)の立候補予定者5人による公開討論会が15日夜、同市中央区の市立あじさい会館で開かれた。立候補予定者5人がそれぞれの政策を訴え論戦を交わした。相模原青年会議所(JC)主催。【顔写真は上から出馬表明順(顔はほぼ同じ大きさになるよう調整してあります)

  • 伊勢原市への移転計画が浮上した大野総合車両所=相模原市南区東林間1丁目

    小田急電鉄、相模大野の車両所移転へ/老朽化理由に伊勢原市新設

    小田急電鉄は8日、相模原市南区東林間1丁目に置く総合車両所を伊勢原市に移転する方向性を明らかにした。移転先は小田原線の伊勢原駅と鶴巻温泉駅の間に建設を検討する新駅の近くで、移転時期は2033年度をめどとしている。【2023年3月10日号掲載】     同社によると、同日に伊勢原市

  • 北口-2

    相模原駅北口地区、土地利用案しぼり検討へ/市民団体調査「にぎわい」求める意見多く

    在日米陸軍相模総合補給廠(相模原市中央区)一部返還地(約15㌶)を中心としたJR相模原駅北口地区の土地利用計画検討会議が2月24日に市役所本館(同区中央1)で開かれた。次年度以降の主な検討事項を整理し、課題や方向性について確認した。これまで検討してきた土地利用7ケースについて、市民意向調査や民間ヒア

  • 相模原市内にも到達する恐れのある溶岩流の範囲マップ

    県が富士山火山防災マップを公開/相模湖下流まで溶岩流到達のおそれ

     県は、2021年3月の富士山ハザードマップ改訂で、相模原市緑区などに溶岩流の到達の恐れが指摘されたことを受け、県民が富士山噴火の被害から身を守るための「富士山火山防災マップ」を1月に掲載した。県ウェブページ(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/bousai/

  • 岡川さん(右)の案内で小倉橋近くを視察するパオロ氏

    相模原市緑区の岡川鍼灸師、7月にイタリアの空手家受け入れ/城山地域の商工業などと連携も検討

    「産・拳(空手、ボクシングなど)・学連携で地域に外国人アスリートを」。相模原市緑区で岡川鍼灸院を経営する岡川智行さんは7月の第1~2週目をめどに、イタリアの空手選手や空手愛好家などの「スポーツツーリズム」を受け入れる。地域資源をスポーツの力で観光資源化するとともに、空き家や労働人材不足など課題解決の