製造業・中小企業

  • 実験が行われた解体現場=南区相模台

    相模工業、火薬を使い人命救助/解体現場で実証実験

     建物解体業の相模工業(相模原市中央区由野台)などは、災害時に倒壊した建物などから、人命を救助するため、火薬を使って建物の一部を破砕する「制御発破」の実証実験を行った。  旧市営新戸住宅(同市南区相模台)の解体工事現場で、市の立会いのもと、12月4日から3日間行われた。  実験は、相模工業のほか、産

  • 130317_seizougyou

    凸版印刷、高精度CMS技術確立/特殊にも対応

     相模原市内に生産拠点を持つ凸版印刷は、通常のプロセスカラー(青緑、赤紫、黄、黒の4色)だけでなく、ピンクなどの特色にも対応した高精度なカラーマネジメント(CMS)技術を世界で初めて確立したと発表した。  印刷で再現されるすべての組み合わせ色を色彩工学に基づいて予測。使用するインキや印刷機の特性情報

  • 担架ロボットについて説明する山口社長

    グローウィングが開発、災害時などに負傷者を搬送/自動走行のロボット

     ロボット制御システムを手掛けるグローウィング(相模原市中央区相模原)は、災害時に活躍する「担架ロボット」を開発した。負傷者を乗せ、自走で災害本部など運搬するロボット。専用担架とキャタピラー付きロボット4台で構成。これらを担架の四隅に設置して負傷者を運ぶ仕組み。同社の山口慎一社長は「このロボットで多

  • 130317_seizougyou

    東邦電子が新本社、県 「インベスト」で計画認定/榎本機工も新工場建設

     県は、企業誘致施策「インベスト神奈川セカンドステップ・プラス」として、相模原市内の中小企業2社の投資計画を認定した。東邦電子(中央区田名)と榎本機工(同市緑区町屋)の計画。インベスト神奈川の対象業種として新設した「ロボット関連産業」としては、初の認定という。県は今後、認定企業に対し、産業集積促進奨

  • 本社機能の移転も視野に入れる新拠点

    横浜金属グループ、「都市鉱山採掘」の新拠点/相模原・田名に1月完成

     横浜金属グループ(相模原市緑区橋本台)は、主力の「都市鉱山採掘事業」の新拠点を、同市中央区田名に設ける。数年以内にはグループ本社事務機能の移転も視野に入れる。同事業は、使用済みの携帯電話や通信端末・小型家電などから、希少資源を回収リサイクルする。需要の高まりから新拠点を設けることで、グループ全体で

  • 横浜に進出する山口自動車の本社

    山口自動車が横浜進出、臨海部で需要見込む/特殊車両などの整備で

     山口自動車(相模原市中央区清新)は、横浜市金沢区鳥浜町6丁目に拠点を新設し、本格稼働させる。石油ローリーなどの特殊車両の整備などを手掛ける。拠点は県内でも有数の規模がある鳥浜工業団地内に位置。産業集積地である京浜臨海部からも近いことから車両整備の需要があると判断した。横浜進出は初めてとなる。(千葉

  • 開発プロジェクトを発足させた徳田社長

    クロコアートファクトリー、新型トレーラーさらに小型へ

     クロコアートファクトリー(相模原市緑区根小屋)は、自社製品の小型トレーラー「ルーメット」をさらに小型化、新規プロジェクトを発足した。「自由に利用できる空間」というコンセプトを生かしつつ小型化し、生産効率も向上する。   生産台数は月間約30台を目指す。生産能力を強化するため、製造工程を見直すほか、

  • 130317_seizougyou

    地層科学研、安全な施工可能に/自然現象予測ソフト開発

     地層科学研究所(大和市上和田)はこのほど、地質などの地盤情報を一元化し、迅速に自然現象を予測するソフト「Geo‐Graphia(ジオグラフィア)」を開発した。  同社によると、こうしたソフトは業界では初めてという。2014年4月発売予定で、初年度は1200万円の販売を計画する。   地下工事におけ

  • 超大型ガラスを採用した「ななつ星」(JR九州提供)

    日本板硝子、豪華寝台列車「ななつ星」採用

     相模原市に製造拠点を持つ日本板硝子はこのほど、同社製の超大型複層ガラスが先月15日より運行を始めた九州旅客鉄道(JR九州)の豪華寝台列車「クルーズトレインななつ星in九州」の最前列客車と最後尾客車に採用されたと発表した。  縦150センチ×横230センチメートルの大きさで、鉄道車両用複層ガラスとし

  • 製品を手にする田畑社長=中央区田名の同社

    タバタ室内装飾、床暖房事業に参入/子会社通じ全国展開

     住宅向けクロス工事などを手掛けるタバタ室内装飾(相模原市中央区田名)は、床暖房の製造販売事業に参入する。  100%出資の新会社「S・T・CREW」(エス・ティー・クルー)を設立。同社を通じて、自社ブランドによる電気式床暖房システムを住宅や建材メーカーに提案していく。  初年度の売上高は1億円を計