【全県域】地球の歩き方 神奈川版が今月発売/全33市町村、見所紹介


旅行ガイドブック「地球の歩き方」シリーズ(GAKKEN・東京都品川区)の神奈川版が14日に発売された。発売にあたり8日、出版元の編集チームが県庁を訪問し、黒岩祐治知事に完成報告を行った。黒岩知事はページ数のボリュームに驚き、「読んだらあちこちに行きたくなる。(県民が)まず自身の住んでいるところを開いてガイドブックとして活用できる」と感想を述べた。出版社は「地元のディープな魅力たっぷりの1冊に仕上がった。原始時代から令和にいたるまでの歴史を学べる年表も掲載。神奈川の歴史や地理を総ざらいでき、県民にこそ読んでほしい1冊」と呼び掛けた。【2024年3月20日号】

湘南の海と江ノ電が表紙の神奈川版

湘南の海と江ノ電が表紙の神奈川版



同国内版シリーズは累計発行部数70万部突破し、「神奈川版」は14タイトル目となる。編集者が約1年7ヵ月にわたり県内33市町村をすべて網羅。グルメ・自然・歴史・文化・アート・乗り物などのあらゆるテーマを盛り込み、おすすめスポットを1千軒以上掲載。都道府県版でもっとも厚い532ページとなっている。

黒岩知事に表敬訪問した編集チーム

黒岩知事に表敬訪問した編集チーム



相模原市や大和市、厚木市、座間市、海老名市、綾瀬市、愛川町、清川村の5市1町1村は「県央(北相)エリア」として掲載。「相模川や宮ケ瀬湖、丹沢山系の山々などが広がり、リニア新幹線の駅も設けられる」と紹介している。

相模原市は3区ごとに取り上げ、中央区は「相模原ふれあい科学館」や「JAXA相模原キャンパス」、旧石器時代の「史跡田名向原遺跡」などを紹介。南区は縄文時代中期の「史跡勝坂遺跡」や「相模原公園」、「相模の大凧センター」などを掲載。緑区は県需要文化財の「小原本宿」、相模湖や津久井湖などの湖に面したアクテビティーを掲載している。

大和市は市の顔となっている「文化創造拠点シリウス」や「泉の森」、厚木市は日帰り温泉も楽しめる「東丹沢七沢温泉郷」などを紹介している。

このほか神奈川発祥のグルメやブランド、県内の伝統工芸品、箱根駅伝のルート解説、名曲のゆかりの地、映画のロケ地など全33市町村の見どころを網羅した。

A5変形の532ページ。税込み2420円。県内の書店などで購入できる。

 

ご購入やご注文は地域の書店へ!!

中村書店 042-750-2285(市役所通り上溝駅近く)
相模原市職員会館書店 042-776-5880(市役所となり)
久保田書店 042-752-1831(富士見通りヨークマート前)

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