日本板硝子、豪華寝台列車「ななつ星」採用


超大型ガラスを採用した「ななつ星」(JR九州提供)

超大型ガラスを採用した「ななつ星」(JR九州提供)


 相模原市に製造拠点を持つ日本板硝子はこのほど、同社製の超大型複層ガラスが先月15日より運行を始めた九州旅客鉄道(JR九州)の豪華寝台列車「クルーズトレインななつ星in九州」の最前列客車と最後尾客車に採用されたと発表した。
 縦150センチ×横230センチメートルの大きさで、鉄道車両用複層ガラスとしては日本最大という。
 複層ガラスとすることで結露の発生を抑制するとともに、同ガラスに挟み込んだ中間膜により紫外線を99%以上カットした。ガラスの色も透明色仕様として、車窓からの景色を損なわないようにしたという。(編集委員・井上正広、2013年11月10日号掲載)

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