グローウィングが開発、災害時などに負傷者を搬送/自動走行のロボット


担架ロボットについて説明する山口社長

担架ロボットについて説明する山口社長


 ロボット制御システムを手掛けるグローウィング(相模原市中央区相模原)は、災害時に活躍する「担架ロボット」を開発した。負傷者を乗せ、自走で災害本部など運搬するロボット。専用担架とキャタピラー付きロボット4台で構成。これらを担架の四隅に設置して負傷者を運ぶ仕組み。同社の山口慎一社長は「このロボットで多くの人を救いたい」と話している。(船木 正尋/2014年1月20日号掲載)
 担架ロボットには、1台をリーダーにし、他の3台がそれに従い走行する「協調制御移動システム」を搭載されている。
 ロボット1台の大きさは縦32センチメートル×横37センチメートル×高さ22センチメートル。重さ15キログラム。
 前後だけだはなく、斜めに走行できるのが特徴という。
 ロボットの基幹システムに地図を読み込ませておけば自動走行する。もしくは、コントローラーを使っての無線操作も行える。
 

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