タバタ室内装飾、床暖房事業に参入/子会社通じ全国展開


製品を手にする田畑社長=中央区田名の同社

製品を手にする田畑社長=中央区田名の同社


 住宅向けクロス工事などを手掛けるタバタ室内装飾(相模原市中央区田名)は、床暖房の製造販売事業に参入する。
 100%出資の新会社「S・T・CREW」(エス・ティー・クルー)を設立。同社を通じて、自社ブランドによる電気式床暖房システムを住宅や建材メーカーに提案していく。
 初年度の売上高は1億円を計画。消費税率引き上げ後、建築需要の反動減などが懸念されるなか、新規事業を育成することで、経営の安定化につなげる。
 タバタ室内装飾の床暖房システムは、PET樹脂を原料とするシート内部に、低温で温まるカーボンが内蔵されている。
 同社によると、温水式の床暖房と比べ、カーボンの電気式は、室内が暖まるまでの時間が早いという。シート上にそのまま床材を置けるので、新築工事のみならず、リフォーム案件にも対応できる。(2013年11月10日号掲載)

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