地域経済

  • 下落率ワースト5位の「与瀬本町」=本紙撮影

    相模原の公示地価、住商工すべて2年連続上昇/山間部では下落止まらず

    国土交通省が3月22日に発表した2023年公示地価で、相模原市全体において住宅地、商業地、工業地のすべての平均変動率が2年連続で上昇した。リニア中央新幹線新駅が設置される橋本駅周辺でも商業地の上昇率が約1割に拡大(前年5・8%)し、県内の上昇率順で4位になったものの、県内トップ10入りしたのは1地点

  • 5月18日に行われた千人行列=写真提供・柳原一興さん(日光市)

    相模・多摩、家康公遷御の道を辿る/日光で4年ぶりに千人行列

    今号を編集している5月17・18日、栃木県日光市の日光東照宮では、コロナ禍で4年ぶりに、春季例大祭の関連行事として「流鏑馬(やぶさめ)」「百物揃千人武者行列(千人行列)」が行われた。千人行列は、元和3(1617)年に徳川家康の遺骸を駿河(静岡県)の久能山から日光へ改葬した際の行列を再現したもの。武者

  • 市役所からオンラインで出席した本村市長

    九都県市首脳会議、国への要望事項を決議/相模原「消費者行政の強化」へ意見

    東京都と神奈川・千葉・埼玉の3県、5政令指定都市の首長が、大都市共通の課題について意見などを交換する九都県市首脳会議が4月26日にオンラインで開かれ、相模原市の本村賢太郎市長は市役所(中央区中央)の特別会議室から出席した。地方分権をはじめ、環境・経済・住民生活など、各分野の課題解決に向けた国への要望

  • 選挙後、初めて登庁した市議

    相模原市で市議46人が初登庁/新たな会派構成決まる

    相模原市議選で当選した46人の市議が4月30日、任期を迎え初登庁した。議員総会が行われ、本村賢太郎市長があいさつし、各市議が自己紹介を行った。その後、各会派の会議により、市議会の会派構成が決まった。【2023年5月10日号掲載】 本村市長は議員総会で「前例踏襲型ではないチャレンジする相模原にしていき

  • 淵野辺公園拡張区域(奥の緑地も含む9.3ha)

    相模原市、市民アンケートで「飲食施設」多数/淵野辺公園拡張区域の必要性判断へ

    相模原市はこのほど、中央区の淵野辺公園に隣接する淵野辺公園拡張区域等(Yゾーン)整備事業(総合体育施設整備事業を含む)について、その必要性を判断するため市民アンケートを行い、結果を公表した。 Yゾーンの整備内容については、カフェなど飲食施設は717件ともっとも多く、次いで「花や緑が楽しめる空間」と「

  • 花束と上草柳の獅子舞に迎えられる新市長

    大和市、古谷田新市長が初登庁/市民や団体の意見反映へ

    4月23日に投開票された大和市長選で接戦を制し初当選を果たした古谷田力氏(54)は2日、新市長に正式に就任し、市役所に初めて登庁した。玄関前に集まった支援者や職員ら300人の拍手に迎えられ、「市民の声を市政にしっかりつなげ、実行するためには職員の力が必要。市民の幸せのために市の職員と一丸となってがん

  • 津久井の魅力を熱弁する黒岩知事

    津久井地区4商工会、魅力づくり考えるシンポ/バレエの聖地や国際保養地など意見

    津久井・城山・相模湖・藤野の4商工会からなる津久井地区商工会連絡協議会は、4月28日に相模原市津久井中央公民館(緑区中野)で、リニア中央新幹線の関東車両基地が建設されることが決まったことで大きく変化すると期待される「津久井地域」を考えるシンポジウムを開いた。国際保養地や咢堂桜の名所といった案に加え、

  • 津久井産の材料で作った薬膳茶=記者作成

    「地元産の材料で取り入れやすく」/青葉薬局(城山)と今井敦子さん、季節の薬膳茶教室開く

    春は新生活に自然と気持ちが引き締まる反面、花粉症や新しい環境への不安やストレスも多い時期となるはず。医食同源の考えに基づく「薬膳茶」は「季節の不調を和らげ、日常の食生活にも取り入れやすい」とウェルネス(より良く生きようとする生活スタイル)に関心が高い女性などから注目されている。【2023年4月25日

  • 今年度末で閉鎖する予定が決まっている市体育館弓道場=中央区富士見

    消滅の危機に晒された弓道文化/相模原市の行財政改革

    ビンッと震える弦と、トンと的に矢が当たる音―。市役所や裁判所などが並ぶ相模原市中心部の官庁街に静かな時が流れる場所がある。市体育館弓道場(中央区富士見1)だ。今年度末で同弓道場が廃止となる予定が決まり、利用する弓道家への影響に留まらず市内の弓道文化そのものの存続が危ぶまれている。市内の大学や高校など

  • 後援者らと万歳で当選を喜ぶ本村氏=本紙撮影

    2023相模原市長選、大差で再選の本村氏「2期目の改革進めたい」

    相模原市長選は9日に投開票が行われ、無所属で現職の本村賢太郎氏(52)が、19万6213票を獲得し、新人4人に大差で勝利した。現市政への評価、リニア中央新幹線の開発計画などが争点となった。(2023年4月13日号掲載) 開票日、本村氏の選挙事務所には大勢の支援者らが詰めかけた。午後8時、当選確実のテ