製造業・中小企業

  • 激辛唐辛子キャロライナリーパーの「恐辛せんべい」を開発した藤本さん(左)と竹内さん=本紙撮影

    農食連携で「恐辛せんべい」開発/相模湖産の激辛唐辛子使用

    「恐ろしいほど辛い」。相模原市緑区内の老舗せんべい店「津久井せんべい本舗」(太井)と農業生産者「相模湖うみくんふぁーむ」(若柳)がコラボレーションし、市内で生産される「世界一辛い」(ギネス世界記録3月現在)とされる唐辛子を使った「恐辛せんべい」を開発した。それぞれが持つ製品開発のノウハウや広報・販路

  • 液剤の散布機能を試すロボット

    F-Design、ロボットベースの農業活用検証/旋回性や走破性強みに液剤散布機能追加

    相模原市内でロボットなどの受託開発を手掛ける「F―Design(エフデザイン)」(中央区上溝)は2日、開発済みの車輪移動型ロボット(ロボットベース)に溶液噴霧機構を搭載し、施設農園での活用について有用性を確かめる実証実験を行った。同区大島地内の農地に設置されたビニールハウスに農作物に見立てた的を設置

  • 食事支援ロボットを実演する神奈工大研究室

    工業見本市テクニカルショウ、脱コロナへ商談好調か

    44回目の開催となった首都圏最大級の工業技術・製品見本市「テクニカルショウヨコハマ2023」が1~3日の3日間、横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれた。最先端の技術・製品が一堂に会し、来場者は情報の発信、収集、交流で販路拡大、ビジネスチャンスの創出、地域産業の振興を図っていた。ウェブ展示は28日まで継

  • EV製造

    1人の技術者が1台ずつ製作/相模原上溝の電動バイク工場、aidea

    電動バイクで国内4大メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)の一角に切り込んできたのが、2020年6月に初の生産工場を相模原市内に開設した「aidea(アイディア)」=東京都港区=だ。小回りの利く少数生産体制で、ユーザーからの要望にも細かく対応できる柔軟性が強みだ。コロナ禍で需要が高まったフード

  • 田名塩田に設けた処理施設

    トキオ(相模原・田名塩田)、食品残さを堆肥の原料に/農業利用で「循環」確立目指す

    ハギワラグループの中で産業廃棄物の処理などを手掛けるトキオ(相模原市中央区田名塩田)は2020年から、食品加工工場などで発生する野菜の切りくずなどの残さを農業用肥料の原料に加工し、協力会社で製造した堆肥を販売する事業に取り組んでいる。相模原市農業協同組合(市農協)などを通じて希望する農家などへの販売

  • 湘南Gケーキ(制)

    県名菓展菓子コンクールで「湘南ゴールドケーキ」最優秀賞

    県名菓会は新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりとなる、第30回県名菓展菓子コンクールを開き、観光みやげ品の部の最優秀賞にメゾンジブレー(大和市中央林間4)の「湘南ゴールドケーキ」を選んだ。一般名菓の部でも、アンファンネージュ(相模原市緑区下九沢)の「さがみのひばりクッキー詰め合わせ」が技術賞

  • 同社が開発している電動車椅子

    段差や階段昇れる電動車椅子開発/障害者雇用など社会情勢に対応

    材料・部品から製造設備やプラントまで幅広く取り扱う商社のアクセスエンジニアリング(相模原市中央区田名)は、真横への平行移動や旋回が可能な車輪「メカナムホイール」(全方向ホイール)を搭載した電動車椅子ロボット「movBot(ムーボット)」シリーズを開発している。下肢に障害がある人や歩行が困難な高齢者で

  • 町田試験室に設けられた圧縮強度の試験機

    淵野辺本町のブルーム、生コンの品質を客観評価/打設前に採取し強度不足未然に防ぐ

    コンクリート技術サービスのブルーム(相模原市中央区淵野辺本町3)は、町田市忠生の住宅街に町田試験室を設け、コンクリートの品質を客観的に評価する業務を手掛けている。遠藤優社長は「コンクリートは社会基盤の整備に不可欠な重要な材料。品質検査はその材料を検査し、規格通りのものか調べる大切な役割だ」とアピール

  • オリオン機械工業の関係者から説明を受けるトロント企業の代表者ら

    トロント企業2社が熱視線/相模原市内3社を視察

    相模原市と30年以上の友好都市関係にあるカナダ・トロント市の製造系企業2社が17日、相模原企業3社を視察し、それぞれの事業内容の説明や意見交換を行った。トロント企業を相模原市に招いての視察・交流は初めての取り組み。本紙記者が同行し、相模原・トロントの各企業関係者らに話を聞いた。【2022年11月1日

  • トライアル

    相模原市、9社10製品を認定/市内中小企業の販路開拓を支援

     相模原市は9日、市立産業会館(中央区中央)で市内中小企業の優れた製品の販路開拓を支援する「トライアル発注認定制度」の認定式を開いた。申請があった企業の製品から、学識経験者の意見を交えて9社10製品を認定した。市が試験的に導入するほか、カタログの作成や展示会で共同ブース出展などを行う。【2022年9