ロングインタビュー
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25年前に相模原市で開催された都市緑化の全国イベントでコンパニオンを務めて以来、さまざまなボランティア活動を積み重ねている斉藤奈美さん(同市中央区)。NPO法人さがみはら環境活動ネットワーク会議理事という肩書を持つ一方、ごみ減量や森の保全と活用をめざすNPOでも活発に活動している。「自分にできること
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東日本大震災による原発事故発生後間もない時期の福島県内の姿を伝える写真展が4月15日まで、相模原市中央区富士見の市立環境情報センターで開催されている。写真家・小林惠さん(68)のモノクロ作品約七十点を集めた「風景色 フクシマノート」と題する作品展だ。発生後の2011年6月から一年余りにわたり立ち入
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「クラシックバレエの魅力は、どんなに努力を積み重ねても、まだその先に限りない可能性が広がっていることですね」と熱く語る山際華代子さん。3月4日に37回目の発表会を相模女子大学グリーンホールで開いた吉原バレエ学園の主宰だ。小田急相模原本校(相模原市南区南台)をはじめ市内外に合わせて5つの教室を設け、
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「小児脳幹部グリオーマ」という難病で最愛の娘を亡くした父親が、多くの人たちにこの病についての理解を深めてもらい、国による治療体制の確立などを求めるための署名活動に立ち上がってから3年。同じ悲しみを共有する人たちと手をつないだこの活動は多くのマスコミ機関や医学専門雑誌などで紹介され、共鳴の輪を広げて
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町田商工会議所は今、中長期ビジョンに基づく様々な事業に取り組んでいる。「ヒトと共にヒトを創り、ヒトを活かす街を目指して」を活動方針に掲げたこのビジョンは、中小・小規模事業者の絆を深め市産業の振興と活性化への一助とするためのもの。策定を推進した深澤勝会頭(60)は地元に生まれ育ち、企業家としても地元
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相模原市歯科医師会会長の相澤恒さんは1943年、新潟県上越市の出身。祖父は当時、日本に一つしかなかった歯科専門学校に学んだ歯科医で、父も歯科医だった。日本大学歯学部に学び、相模原市小山の現在地で開業してから41年。患者から深い信頼を寄せられている。会長を務める市歯科医師会は、市民のためのさまざまな
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一般財団法人北里環境科学センター(相模原市南区北里)の伊藤俊洋理事長(75)は、小学生の頃のある原体験を通して、宇宙・生命・精神の起源に強い関心を抱くようになり、その気持ちを大切に心にしまいながら半生を歩んできた。その歩みは「人はどこから来て、どこへ行くのか」という人間にとっての根源的な疑問を解き
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黒毛和牛と国産牛、それにたまねぎだけを素材に使い、卵・小麦粉などのつなぎを一切使用しない「とろけるハンバーグ」が人気のレストラン、福よし(本店・中央区千代田)。2016年度の相模原お店大賞をはじめとする数々の受賞歴と、マスコミでの紹介などが品質の高さの証明になって、昨年末にはJR古淵駅前に2店舗目
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町田市中町に本社を置く、東京ガスライフバル澤井(澤井茂男社長)は相模原市内に2つの営業所を構えている。そのうち、南区を除く市内全域をサービスエリアにする相模原事業所(中央区向陽町)のトップを務める澤井宏行副社長(51)は、ユーザーへのスピード感ある対応により客層拡大に努め、同時に、社員との意思疎通
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カフェという今風の呼び名より、喫茶店というどこか懐かしい響きを持つ呼び名がぴったりの「異邦人」(相模原市中央区千代田)。相模原税務署近くに開店してから36年。店のマスターでもあるオーナーの久保田仁さん(61)は、この店の経営一筋に人生を歩んでいる。開業当初の繁忙期、バブル崩壊後の不景気、数多くの同