製造業・中小企業
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相模樹脂工業(相模原市南区麻溝台)は、植物成分100%で生分解性がある保冷枕を商品化した。樹木や葉など植物由来成分の乾燥ジェル「エイジージェル」を吸水剤に採用した。 保冷効果は10時間以上。原料に植物由来の成分を用いたことで、環境配慮性だけでなく、万が一破損した場合でも、人体に影響しない安全性も実現
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向洋技研(相模原市中央区田名)のテーブルスポット溶接機「マイスポット」が海外企業から注目されている。1988年に発売して以来、国内外でユーザー数を増やし、現在までに世界19カ国に納入した。 最近ではベラルーシやエストニアといった中東欧諸国からも引き合いがあり、製品を輸出したばかりという。同社は10年
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切削加工のユタカ精工(相模原市中央区田名)は、気象観測装置の部品製作に乗り出した。昨年11月に同分野で関連装置を手掛ける都内メーカーから新規受注したのがきっかけという。工場ではすでに、小型風速計の基幹部品などの加工・生産体制を整えた。 豊岡淳社長は「いずれは気象装置の部品加工から組み立て作業まで担い
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アイスリー(相模原市南区南台)は、電気を使わず、指先でわずかに押すだけで、重い物が入った引き出しが自動的に開く技術を開発した。システムキッチンや冷蔵庫、家具などで、引き出しの開閉をアシストする。「ぜんまい」の作用を応用した。今後は製品のユニバーサルデザインを考える各種メーカーに、同技術の採用を提案し
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リガルジョイント(相模原市南区大野台)が製造販売する「熟成オゾン水生成システム」を採用する飲料メーカーが増えている。除菌効果と安全性が評価され、昨年11月~12月には商社を通じて2台を納入。いずれも、製造工場で、飲料を充填する前のペットボトルの除菌・洗浄に利用されているという。 オゾン水は薬品を使わ
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医研工業(相模原市緑区鳥屋)は自社開発したオリジナルの枕「メカピロ」の販売を強化する。2013年度の販売目標を前年度の約2倍にあたる1000個に引き上げる考えだ。(千葉 龍太) 同社は医療用の縫合針などを製造販売する企業。数年前に本格的な自社ブランド事業としてオリジナル枕を開発し、販売している。 同
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ソーアップ(相模原市南区大野台)の自動車シート用「サポートクッション」の販売数が累計10万個を突破した。 乗用車やトラックの運転中にドライバーに対する腰への負担を軽減するためのサポート用品で、2001年に自社ブランド商品として発売した。発売以降も改良を重ね、現在のシリーズは3世代目あたる。参考価格は
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大手と比べ、営業人員の少ない中小企業が手を組んで受注獲得につなげようと、相模原市緑区のボード・プランニング(大谷保憲社長)が都内のベンチャー企業3社と業務提携した。いずれも電機業界などを取引先とする。互いの事業領域にない部分や得意分野を補完しあい、連携して受注を請け負っていく。「ベンチャーEMS(電
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早川銘板製作所はこのほど、相模原市中央区田名にある本社工場を増強した。数千万円を投じ、工場の排水処理システムを導入。「エッチング」などの銘板製作では、水の使用が欠かせない。工場では排水処理が不可欠となるが、従来装置だと時間を要しており、生産効率にも響いていた。新装置を導入したことで、処理時間が大幅に
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相模原や藤沢の中小企業が中心となり〝脱下請け〟を目指して、売れる商品づくりや経営システムなどを研究する組織が2月下旬に結成される。その名も「笑う会社の創り方研究会」。下請けからメーカーへと脱皮した中小企業の事例を検証しながら、自社の経営に役立てるという。(千葉 龍太) 参加するのは、相模原市南区大野