製造業・中小企業
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東邦電子(相模原市緑区西橋本)は、計測データを近距離無線通信でスマートフォンに送信し、管理・分析できる温湿度ロガー「ピコロガー」を開発した。シリーズをIoT事業への橋渡しとし、開発で得たノウハウを次世代の主力製品開発に生かしたい考えだ。 同シリーズに使われている高分子薄膜式温湿度センサーはスイス
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相模原市は8月24日、優良工事等表彰の式典をけやき会館(同市中央区富士見)で開いた。同市が発注し2015年度に完成した工事のうち、成績が優れた36件を優良工事として表彰した。 受賞企業は日栄建設(中央区田名)や防長土建(中央区宮下)、甲斐工務店(南区上鶴間本町)など39事業所。受賞した実績は、入
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相模原市は8月24日、市産業会館(同市中央区中央)で市内中小企業の優れた製品の販路開拓を支援する「トライアル発注認定制度」の認定式を開き、19社21製品の応募から11社13製品を認定した。認定製品を市が試験的に導入するほか、カタログを作るなど周知していく。 式典は加山俊夫市長が出席し、各社に認定
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フォークリフト販売のトヨタL&F神奈川川崎営業所(川崎市幸区)が、トヨタ自動車の生産性改善活動を点検や整備の現場に導入し、業務の改善につなげている。作業スタッフの動線や工具の配置を見直し、「4S」「見える化」を徹底。8月25んち、大学や専門学校の関係者60人が営業所を視察した。 トヨタ製フォーク
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神奈川トヨタ自動車がまとめた8月の県内新車市場(軽自動車含む)は、前年同月比0・7%増の1万9064台となり、14カ月ぶりに対前年プラス伸長に転じた。軽自動車市場は同8・4%減の20カ月連続の前年割れとなったが、軽を含む県内新車市場は弱含みながら上向き基調となっている。トラックを製造する三菱ふそう
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相模女子大学(相模原市南区文京)が大学の敷地内に植えられている梅を使い、久保田酒造(同市緑区根小屋)と共同で梅酒「翠想」を開発。9月14日から小田急百貨店町田店(町田市原町田)で限定200本を販売する。 梅酒に使用したのは、キャンパス内に卒業生が植えた100本以上の「梅」。大学を彩る季節の風物詩
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清掃機器大手の独ケルヒャーの日本法人、ケルヒャージャパン(宮城県大和町)は、横浜市港北区の新横浜に新社屋を建設し、2017年7月をめどに本社を移転する。取引先の多い首都圏に人事などの総務部門などを移すことで、業務効率を向上させる。 同社は車や外壁の洗浄に使用する高圧洗浄機やスチーム洗浄機などの家
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三菱電機は、鎌倉製作所相模工場(相模原市中央区宮下)内に「衛星機器生産棟」を建設する計画を発表した。人工衛星に搭載する太陽電池パネルなど、複合材製品の製造・試験を行う。2017年10月に稼働を開始し、生産能力を2倍に拡大する方針。 生産した製品は、自社の衛星に搭載するほか、海外の衛星メーカーにも
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疲労回復を促すリカバリーウエアを開発するベネクス(厚木市)は、ドイツ五輪協会の地域組織とウエア契約を締結した。東京大会までの約4年間、製品を提供することで選手の疲労回復をサポートする。 今回の契約は、独五輪協会の地域組織「ハイデルベルク・ナショナルトレーニングセンター」と結んだ。リオ大会に出場し
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エクストコム(大和市大和東)の「変調波レゾルバー」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同開発した技術を民生用に転用したことで、航空・宇宙や医療機器などの次世代産業から再び注目されている。 千野忠男社長は「大手3社から量産化の申し入れがあった。認定の信頼性は大きい」と、手応えを語る。 開発し