製造業・中小企業
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熱交換器や冷凍式エアドライヤーを製造する「フレアーナガオ」(愛川町三増)は、約8億円を投じて新工場を建設し、2017年4月の稼働を目指す。近隣の厚木市上依知に土地と建物を取得し、現在保有する3つの生産拠点を集約。生産体制の合理化や自動化を進め、事業拡大に乗り出す方針だ。 総事業費は約10億円となる見
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航空宇宙分野で国内最大の展示会「国際航空宇宙展」が12~15日まで東京ビッグサイトで開かれ、航空宇宙分野への参入を目指す相模原の市内企業4社が製品や技術を共同で出展。宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスの全面協力で、販路拡大を目指しアピールした。 今回の展示会は2012年から4年ぶり
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介護施設の紹介などを行う「ケアミックス」(町田市中町)は、足の不自由な人が自分の足でこぎ、自分の足で移動しているという感覚で乗れる車いす「COGY(コギー)」を扱う。同市や相模原市、川崎市などの介護・福祉施設への導入拡大を目指している。 コギーは、人が本能的に歩こうとする作用を利用した車いす。足
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不動産仲介業の東郊住宅社(相模原市中央区淵野辺)が始めた入居者向け食堂「トーコーキッチン」が、日本デザイン振興会が主催する2016年度グッドデザイン・ベスト100を受賞した。審査員から「今後の集合住宅デザインの一つの型を提供するのではないか」と評価された。 トーコーキッチンは、同社が淵野辺駅周辺
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三菱重工エンジン&ターボチャージャ(MHIET、相模原市中央区田名)は、相模原地区第三工場のIoT(もののインターネット)活用を可能にするネットワーク基盤を構築した。9月から稼働を開始。製造ラインと工場内外を繋ぎ、迅速な可視化を実現した。 MHIETが世界トップクラスの市場シェアを持つターボチャ
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県産業技術センター(海老名市下今泉)は9月26日、同センターで第2回「IoTプロジェクトフォーラム」を開いた。「中小企業IoT化推進事業」に選定された相模原市内の企業3社が、それぞれの開発テーマについてプレゼンテーションを行った。 向洋技研(相模原市中央区田名)は、開発・販売するテーブルスポット
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三味線を製造・販売する「小松屋」(相模原市緑区青山)は、三味線の胴に張るイヌやネコの皮に代わる人工皮革「リプル」を開発した。動物愛護の高まりや国内需要の低迷などの逆境を乗り越え、欧米などで増える需要に応えようとしている。 (芹澤 康成/2016年10月1日号掲載) 三味線に使う皮は約9割がイヌ、
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東邦電子(相模原市緑区西橋本)は、計測データを近距離無線通信でスマートフォンに送信し、管理・分析できる温湿度ロガー「ピコロガー」を開発した。シリーズをIoT事業への橋渡しとし、開発で得たノウハウを次世代の主力製品開発に生かしたい考えだ。 同シリーズに使われている高分子薄膜式温湿度センサーはスイス
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相模原市は8月24日、優良工事等表彰の式典をけやき会館(同市中央区富士見)で開いた。同市が発注し2015年度に完成した工事のうち、成績が優れた36件を優良工事として表彰した。 受賞企業は日栄建設(中央区田名)や防長土建(中央区宮下)、甲斐工務店(南区上鶴間本町)など39事業所。受賞した実績は、入
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相模原市は8月24日、市産業会館(同市中央区中央)で市内中小企業の優れた製品の販路開拓を支援する「トライアル発注認定制度」の認定式を開き、19社21製品の応募から11社13製品を認定した。認定製品を市が試験的に導入するほか、カタログを作るなど周知していく。 式典は加山俊夫市長が出席し、各社に認定