シノテスト、県優良工場表彰受賞/地域振興取り組みも


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 臨床検査薬の開発・製造を行うシノテストの相模原生産センター(相模原市南区大野台)が26年度県優良工場表彰で受賞した=写真。
 同工場では、製品の研究開発・製造のほか、現場に対して効果的かつ効率的な検査方法の提案も行う。強みを維持・向上しながら、時代に応じた経営展開を図っている。
 また、地元住民や障がい者の雇用にも積極的なほか、地元の児童・学生向けに社会見学を実施するなど、地域振興にも取り組む。
 同社は世界で初めて臨床検査薬を製品化。市場シェアは14・1%を占め、国内2位。同表彰は、県内に立地する中小製造業の工場うち、経営成績、作業環境、生産技術などが特に優れていて、労働災害や公害の発生防止、労働時間の短縮などに取り組む工場を選ぶ。1958年に発足し、今年度で698工場が受賞している。
 表彰式は13日11時15分から、県庁本庁舎3階の大会議場で行われる。(2015年1月10日号掲載)

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