国交省、ダム点検ロボを検証/


 国土交通省はこのほど、ダム堤体のひび割れなどを点検するロボットの現場検証を公開。宮ケ瀬ダム(相模原市緑区青山)で安全や効率などを確認した=写真。
 現場検証は、有識者で構成される国土交通省の「次世代社会インフラ用ロボット現場検証委員会」の水中維持管理部会が実施。民間企業や大学などの14グループが、それぞれ開発したロボットについてプレゼンテーションした。
 国交省は経済産業省と連携し、インフラ点検を効率的に実施できる技術開発を促進。機器の開発を支援することで、国内外での市場創出も視野に入れている。
 今回の検証をもとに評価を行い、すぐに実用化できる技術は国交省が発注する維持管理業務への導入を検討する。ほかの技術も改良を加え、今後2年間で建設目視の代替として活用できるか検証していく。(2015年1月1日号掲載ロボット現場検証

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