医研工業などが新設へ、中小3社が新工場


 県内の中小企業が相次ぎ新工場を建設する。県はこのほど、企業誘致方策「インベスト神奈川2ndステップ」認定事業として、医療用縫合針などを手掛ける医研工業(相模原市市緑区)など、計3社の投資計画を認定。県は方策に基づいて不動産取得税などで優遇措置を実施していく。
 認定されたのは、医研工業、駒沢化成(同市中央区陽光台)、山喜(横浜市金沢区福浦)の3社。
 このうち、医研工業は、同市中央区田名に本社工場を設ける。主力とする医療用縫合針などの製造販売事業で、国内と海外からの受注が増加。工場を新設することで、増産体制を整えるのが狙いという。
 同社の投資額は4億5000万円。2016年4月の操業開始を計画している。駒沢化成は、自動車用ドアロックなど自動車用プラスチック成形品を手掛ける。現本社と市内に点在する3工場を、相模原市内に集約する。新工場は12月の稼働を目指している。(編集委員・千葉龍太/2014年10月10日号掲載)

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。