産業Navi大賞2014、市内企業2社が受賞/向洋技研など


向洋技研が製造販売する溶接機

向洋技研が製造販売する溶接機

クロコアートが開発した丸型トレーラー

クロコアートの丸型トレーラー


 新製品や新技術開発で成果を挙げた県内企業を決める「かながわ産業Navi大賞」に相模原市内企業2社が選出された。向洋技研(中央区田名)とクロコアートファクトリー(緑区根小屋)で、いずれも同大賞では初受賞。なかでも向洋技研は、フロンティア部門のグランプリにあたる大賞を獲得。同社は昨年の県工業技術開発大賞でも大賞となっており、県内の団体が主催する産業技術賞で2年連続受賞となった。 (編集委員・千葉龍太/2014年8月20日号掲載)
 向洋技研が受賞したのは「高速溶接技術を搭載した抵抗溶接機」。
 同技術は、鉄やアルミニウムなどの素材を瞬時にスポット溶接できるもので、超小型とする溶接電源とトランスで構成される。鉄なら平均してわずか0・02秒で溶接できるほか、消費電力も従来比7分の1以下に抑えられるという。
 すでに同社が製造販売するテーブルスポット型溶接機「マイスポット」の新型機に搭載されており、出荷も始めている。
 一方、クロコアートファクトリーは、軽量ハウス型トレーラー「ルーメット」を開発し、奨励賞に選出された。
 「産業Navi大賞」は、県経営者福祉振興財団が、県内の中小企業を対象に毎年実施している。新技術や新製品などを開発し、その結果、売り上げ向上や販路拡大といった具体的な成果が出たものが応募条件となる。
 5回目となる今年は、計59社が応募。この中から、フロンティア部門、環境(エコ)部門で大賞各1件。優秀賞各1件が選ばれた。大賞には賞金100万円が贈られる。
 また、奨励賞3件と審査委員長賞1件、地域振興賞3件、福祉支援賞1件も選出された。表彰式は9月11日に横浜市で開催される。

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