田辺塗料、「塗装コンサル」展開/ノウハウ生かし提案


「差別化につなげたい」と語る田辺社長

「差別化につなげたい」と語る田辺社長


 田辺塗料(相模原市中央区相生)は、「塗装コンサルティング事業」を本格展開する。

 戸建て住宅や工場などで、塗装工事に入る前に、同社スタッフが現場に足を運び原状を把握。施工主の要望を聞きながら、最適な塗料や塗装方法などを提案していく。創業以来、塗料で40年以上培ってきたノウハウがあることから同事業が可能になるという。

 塗装工事では通常、塗装に入る前に、下塗りや上塗りなどの各種工程がある。

 周囲の景観にマッチした塗料、遮熱性などの機能性を実現していくには、各種工程で用いる塗料の組み合わせが重要になってくる。

 同事業では、専門知識を持つスタッフが、現場に出向き、施工主の要望を聞きながら原状をつかみ、そこから最適な方法を見つける。

 施工主に対しては、失敗しない色選びをしてもらうために、カラーシュミレーションソフトを使い、仕上がりのイメージなどを伝える。必要があれば塗り板を作製し、最終確認してもらう。(2013年8月1日号掲載)

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