ハイスポット、消防署に試験納入/スマホ用「救急Navi」


「現場滞在時間」の短縮化につなげるシステム

「現場滞在時間」の短縮化につなげるシステム



 ハイスポット(相模原市南区相模大野)は、同社で開発したスマートフォン(多機能携帯電話)専用システム「救急隊員Navi」を、市内の消防各署に試験納入した。同システムは、現場に到着した救急隊員が、受け入れ先となる病院を探す際、電話で問い合わせを行った結果などを、隊員同士がリアルタイムに共有できるシステム。市は、隊員が病院を探すまでの「現場滞在時間」の短縮化が図れるとして、3ヶ月間の実証実験を行っていく。
(千葉 龍太)

 救急隊員Naviは、毎日更新される受け入れ可能な救急告示医療機関の一覧や診療科、空きベッド数などの情報が表示される。
 救急隊員が現場到着後、最適な病院を選択して通話ボタンを押すだけで、病院側と連絡できる。

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。