花のみせ 森のこびと(相模原市緑区東橋本1、042・779・8783)店主の工藤さんは「長く地域から愛されてきた店を残したい」と、3年前に創業者の先代から店を引き継いだ。日本フラワーデザイナー協会の本部講師・審査員も務め、生花やプリザーブドフラワー(水分を抜いて着色した花)などを使ったフラワーデザイン教室も予約制・不定期で開いている。花の種類や色といった客の好み、予算などに応じて一つ一つ手作りで仕上げる作品が好評で、学校や保育園からの壇上花やコサージュの依頼も受けている。駅から離れた立地ということもあり、近年は車で通りかかった男性客が結婚記念日や妻の誕生日の贈り物として購入するケースも増えている。工藤さんは「花は気持ちがこもった温もりあるもの。大切な人へのプレゼントやビジネスでの贈答品にぜひ」と話していた。
(2018年2月20日号掲載)