上溝で民間協議会発足/小田急線早期延伸実現を


「えい、えい、小田急」と気運を高める役員ら

「えい、えい、小田急」と気運を高める役員ら

 小田急多摩線の相模原市の上溝地区までの延伸と同線上溝駅の開設を促進する「小田急多摩線延伸・上溝駅開設推進協議会」が3月4日、JR上溝駅近くの上溝公民館で設立総会を開いた。多摩線延伸や上溝駅周辺のまちづくりの早期実現を促すことで、上溝地区の活性化を図る。関係機関への協力要請や他団体との連携も強めていく。
(芹澤 康成/2017年3月10日号掲載)

 協議会は上溝地区16自治会の正副長や上溝商店街振興組合、同地区社会福祉協議会の役員など150人以上で構成。要望陳情や調査研究のほか、まちづくりの基盤となる地区の魅力を創出する事業も計画している。

 総会は構成団体関係者約100人が出席。来賓として加山俊夫市長(代理・小星敏行副市長)や区長ら市関係者のほか、町田市の長村謙一議員も駆けつけた。
 事業計画や予算などの議案が審議された後、出席者から「裏付けが必要」と指摘する声もあった。

 小林会長は「延伸の早期実現がかなえば交通の利便性が大きく向上し、上溝やその周辺地域が活性化する。市や中央区自治会連合会などと連携して早期実現を目指す」と決意を表明した。

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