相模原市、賀詞交歓会に540人/「実現に向け一歩踏み出す」


新年の抱負を語る加山市長

新年の抱負を語る加山市長

 相模原市の賀詞交歓会が5日、けやき体育館(中央区富士見)で市と市議会の共催で開かれた。あいさつに立った加山俊夫市長は、「昨年の市政運営は、未来に向けたまちづくり計画を着実に進めることができた1年であった。ことしは具体的な取り組みを進める段階に入った。一層の努力を積み重ねる」と抱負を語った。

 賀詞交換会には、地元選出の国会議員や県議、市議のほか、自治会や地域団体関係者ら、約540人が出席した。

 広域交流拠点都市の推進について加山市長は、「相模原市はリニア中央新幹線による、国のスーパーメガリージョン形成の一翼を担う都市として位置づけられた。小田急多摩線の延伸計画でも昨年、国の交通政策審議会で意義あるプロジェクトと位置付けられた。今後、計画の実現に向けた一歩を確実に踏み出すことができる」と話した。

 また、ことしの箱根駅伝で、市内にキャンパスがある青山学院大が3連覇を達成したことを称えた。「今回も正々堂々のレースを展開した。箱根駅伝では中大の6連覇が連覇記録だという。ぜひ6連覇を超えてほしい」と期待を寄せた。
(2016年1月10日号掲載)

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