海老名、立地生かし地域活性化/バスターミナルが駅東に


海老名駅南側に開設された「バッスル海老名」

海老名駅南側に開設された「バッスル海老名」

 高速・観光専用のバスターミナルが10月9日、海老名市中央に開設される。海老名駅周辺の商業施設や圏央道、東名道に近い立地を生かし、地域の活性化を図る。高速バスは2017年度から乗り入れ予定。(芹澤 康成/2016年10月10日号掲載)

 海老名商工会議所や商業施設、時間貸し駐車場運営会社、観光バス会社が主体となり、市などと連携をとりながら15年秋ごろから検討を進めてきた。官民が一体となってバスターミナルを開設する事業は、全国的にも珍しい事例だという。 

 「にぎわい」を意味する「BUSTLE(バッスル)海老名」は、イオン海老名ショッピングセンター南側の隣接地(約3000平方メートル)を利用する。圏央道海老名ICから約2・4キロメートル、東名道厚木ICから一般道路経由で約6・4キロメートル、海老名駅東口から南へ500メートルの位置となる。

 バスターミナルの新設は、乗客の安全性確保や交通渋滞の緩和など、利用者とバス会社双方の利便性向上が狙い。ターミナル周辺に貸し駐車場が多く、市内の利用者が乗車しやすい。

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