医療機器各社が課題披露、参入促すセミ開催/医療機器産業


参入への心構えを説明する久保田社長

参入への心構えを説明する久保田社長

 県内のものづくり企業に医療機器産業への参入を促す「医療機器産業参入セミナー」が9日、川崎市高津区で開かれた。中堅医療機器メーカーから世界大手までがそろい、開発のニーズや先行事例を紹介した。

 医療機器産業の市場規模は2004年以降増加し、14年に過去最大の約2・8兆円となった。1994年から平均伸び率は約3%で、景気変動の影響を受けにくい安定市場にまで成長した。

 講演では、ケイ・アンド・ケイジャパンの久保田博南社長が「医療機器産業への参入の心構え」をテーマに話した。医療機器産業の動向やポイントについて触れた。

 久保田社長は「非医療機器や低クラスの製品から、段階的に参入したほうがよい」と指摘。「医療機器は約32万品目の市場と言われる。部材供給という手もあるので、あきらめる前に探すことが大事」などと助言した。

 自前主義からの脱却を進める「カネカ」(血管内治療)や、模擬手術向け臓器模型の素材を検討している「ジョンソン・エンド・ジョンソン」などの5社が登壇。医療機器開発への取り組みやニーズを紹介した。
(2016年9月1日号掲載)

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