さがみはら若者未来キャラバン、模擬選挙や音楽ライブで若者と政治つなぐ


各党ごとにマニフェストを制作する学生

各党ごとにマニフェストを制作する学生

 選挙権年齢が18歳に引き下げられたことを受け、若者にもっと選挙に関心を持ってもらおうと「さがみはら若者未来キャラバン」(相模原青年会議所主催)が6月30日、相模女子大学(相模原市南区文京)で開催された。

 約120人の高校生や大学生らが、マニフェストづくりや模擬選挙を体験。CMソングなどで、若者に人気の18歳のシンガーソングライター・井上苑子さんの「若者投票率向上応援ライブ」なども行われた。

 若者の政治参画の活動を行うNPO法人ユースクリエイト代表の原田謙介氏を講師に招き、若者の投票率向上を目指す学生団体「アイボート」の大学生らがコーディネートを務めた。

 参加した学生たちはテーブルごとに、党名と党首を決め、「どうすれば若者が選挙にいくか」をテーマにマニフェストを制作。その後、各党首が政策を訴え、参加者全員が本物の投票箱に投票して、当選政党を決定した。

 学生からは、「ネット投票できるようにする」「政治家と直接会う機会を増やす」「授業で投票を必修化する」などの意見が出た。投票の結果、「投票所で祭りを行い、投票所を楽しい場所にする」という意見が選ばれた。
(2016年7月10日号掲載)

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