非製造業で景況改善/日銀横浜支店の3月短観


 日本銀行横浜支店が発表した3月の県内企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI、全産業ベース)はプラス6となった。前回(2015年12月)調査から横ばい。新興国経済の減速などを背景に、製造業のDIが低下したものの、非製造業は改善した。

 企業の景況感を業種別でみると、県内経済にとって大きなウエートを占める製造業は前回DIから5ポイントの低下。半導体関連などの「電気機械」や「素材」が伸び悩んだ。自動車産業の「輸送用機械」も横ばいだった。
 (編集委員・千葉龍太/2016年4月20日号掲載)

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