双和製作所の新工場、相模原市内1社認定/インベスト神奈川


 県は、企業誘致策「インベスト神奈川セカンドステップ・プラス」で相模原市内の中小企業1社の投資計画を産業集積支援事業に認定。「双和製作所」(同市緑区根小屋)を基幹産業の「いのち関連産業」に指定した。

 食品・医療関係のステンレス製プラント機器などを製造する同社は「産業集積支援融資」を生かし、固定金利1・5%以内で1億5千万円の融資を受ける。また、新社屋・新工場が建設された後、不動産取得税が2分の1に減額される「税制支援措置」も利用する。

 県によると、同社は建物が老朽化し、手狭になっている。金原工業団地(同市緑区根小屋)に新たな本社工場を建設する。
 事業目的は、生産能力の拡大と業務の効率化を図る。投資額は4億9180万円で、2016年11月の稼働開始を予定している。

 同社は相模原市の企業誘致奨励制度「ステップ50」の認定も受けている。同市内の建設業に工場の建設工事を発注することで、「市内企業活用奨励金」も交付される。
(2015年10月1日号掲載)

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