大和市、イングレスで集客狙う/名所を歩いて巡るゲーム


大和駅周辺で開かれた初のイベント

大和駅周辺で開かれた初のイベント

 大和市は、スマートフォン向けゲームアプリ「イングレス」をシティセールスや健康づくりに活用している。プレイヤーが画面のマーカーを頼りに、自分の足で歩いて名所や施設を巡る遊び方が特徴だ。

 イングレスは、世界で1200万回以上ダウンロードされている。「陣取りゲーム」がコンセプトで、青と緑の陣営が「ポータル」と呼ばれる基点を巡って陣地を奪い合う。

 ポータルは、実際に存在する史跡、記念碑、彫像、郵便局などに設定されている。「エージェント」と呼ばれるプレイヤーは、実際に自分の足でその場を訪れなければならない点が、このゲームの最大の特徴となっている。

 同市は、集客やPR、外出機会を増やすことによる健康増進などにもつなげようと、同アプリを活用した事業「ヤマト・デ・イングレス」を6月に開始。独自のホームページを開設し、同ゲームの初期設定や基本の遊び方、ビギナーズガイド、スタンプラリーのように市内のポータルを巡るミッションなどを掲載している。
(2015年9月20日号掲載)

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