産業ナビ大賞、相模原の2社選出/ブルースターが対象に


大賞を受賞したブルースターの柴野会長(左)

大賞を受賞したブルースターの柴野会長(左)

 
スプリングアートの池田社長(左)

スプリングアートの池田社長(左)

 新製品や新技術などで成果を出した県内中小企業を表彰する「かながわ産業Navi大賞」に相模原市内企業2社が選出された。ブルースターR&D(中央区横山台)がフロンティア部門の「大賞」、スプリングアート(緑区西橋本)が「奨励賞」を獲得。11日に横浜市で表彰式が開かれた。         (芹澤 康成/2015年9月20日号掲載)

 大賞に輝いたブルースターR&Dの「超音波バリ取り装置」は、球状星雲型キャビティー(微細な泡)の発生と消滅を操作することで、衝撃力による安定したバリ取り洗浄ができる。

 特徴は、洗浄液として水を利用することで素材を選ばず環境にも優しく、一度に1個から1千個まで対応できる。人件費の大幅削減となり、競争力の強化につながる。

 スプリングアートは、次世代の理容室「メンズトータルサロン」が評価され、奨励賞に選出された。男性にターゲットを絞り、従来の理容室にない新サービスを企画・開発している。

 目玉は、男性向けの「メンズエステ」。エステ業界から講師を招いて、スタッフが研修指導を受けるなど本格的。「エステは恥ずかしくて行けない」という客に好評で、50代、60代の利用者も増えているという。

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