相模原市長選は加山氏優勢、中野渡氏との一騎打ち


 相模原市長選は、今回の統一地方選で県内唯一の政令市長選。3期目を目指す現職で無所属の加山俊夫氏(70)=自民・公明・民主推薦=と、新人で共産党地区委員の中野渡旬氏(66)=共産公認=の一騎打ちの構図となっている。
 加山氏は、2期の実績をアピール。リニア中新幹線の駅が設置される橋本駅周辺や、在日米陸軍相模総合補給廠の一部返還地などを一体的に整備する「広域交流拠点」の都市構想を掲げる。
 中野渡氏は、「リニア新幹線を考える相模原連絡会」の事務局長の立場から、「リニアで暴走するより住民目線の市政へ」をスローガンに、不要不急な大規模開発に財政を投入すべきではないとし、計画の見直しを掲げる。 (2015年4月10日号掲載)

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