相模原、「30歳を祝う会」盛大に/成人式から10年祝う


220人の30歳が集まった式典

220人の30歳が集まった式典


 相模原市南区の市文化会館で、11日に「相模原市30歳を祝う会」が開かれた。今回がはじめての開催で、1884年度生まれの市内出身者ら約250人が出席した。
 仕事や家庭などで、同世代や友人とのつながりが希薄になりがちな30代。同祝賀会は、旧交を温めつつ新たな親交を築くことで、ビジネスや私生活に生かしてもらおうと有志が集まって企画したもの。
 式典では、山口和夫副市長が「皆さま一人一人の顔を見ると、さまざまな苦労や経験を重ねてきたことを察する。10年前に社会の一員となった自分を振り返り、同級生との親交を深めることは、まことに意義がある」と祝辞を述べた。
 開催を記念して制作した動画を公開。内容は市内で活躍する3人を対象に、現在の生活や仕事、これからの夢などについて取材したもの。
 第2部の懇親会は、東京都町田市のホテルに会場を移して行われた。ダンスやゲームなどで親交を深めた。
 式典に出席した、飲食店勤務の女性は「20代後半で子供が生まれ、同級生との付き合いが疎遠になっていた。思い切って参加したが、これをきっかけに交流を再開したい」と話していた。(芹澤 康成/2015年2月20日号掲載)

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