山田朱織枕研究所が開発、枕一体型ベッド会員制レンタル/最適な睡眠姿勢を実現


新製品を説明する山田社長

新製品を説明する山田社長


 オーダーメイド寝具の開発・販売を行う山田朱織枕研究所(相模原市中央区高根)は、枕とベッド(マッドレス)が一体となったオーダーベッド「MAKURAinBED(マクラインベッド)1号機」を開発した。東京都・神奈川県の在住者を対象にレンタルを行う。 
 一人ひとり異なる体格・姿勢の人間の最適な睡眠姿勢と寝返りを実現するためには、頭と体の同時ケアが不可欠。その発想で開発されたのが「マクラインベッドシリーズ」だ。
 同製品は、人が横たわった時に、頭・胴・腰・脚などに当たる部分を12分割。ばねの硬さが異なる9種類のコイルユニットを組み合わせて、ユーザーの睡眠姿勢に最適なマッドレスを完成させる。
 マッドレス上部のソフト層(敷きパッド)は、着脱仕様の3種類から選択可能。最も早く劣化することを想定し、必要に応じて交換することができる。
 計測方法は、同社のオーダーメイド枕「整形外科枕」の計測データ5万人分を分析し、導き出した独自の「SSS―T法」。社内認定資格を取得したマクラインベッド診断士が約2時間をかけて、最適な睡眠姿勢となる数値を割り出していく。
 山田朱織社長は「正しい睡眠を見守り続けたい」と話していた。
 整形外科枕の使用者は、同枕の下取りも行う。
 問い合わせは、同社042(776)2025まで。(芹澤 康成/2014年11月1日号掲載)

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