県内、新人求人5.1%増加/8月の有効求人倍率好評


 8月の県内有効求人倍率(季節調整値)は0・86倍で、前月と変わらないことが神奈川労働局の発表で分かった。新規求人数(原数値)は、前年同月比5・1%増加し、新規求職者については同9・0%減少した。
 新規(有効)求職者数は、前年同月比で減少傾向が続く。有効求職者(原数値)では、同51カ月連続して減少した。
 離職者は同14・3%減少し、離職者のうち事業主都合離職者が同19・4%の減少で、16カ月連続の減少となった。
 雇用保険では、受給資格決定件数が同10・9%の減少で13カ月連続、受給者実人員についても同13・9%と15カ月連続して減少した。被保険者数は増加傾向で推移し、同2・2%増加となった。
 新規求人数は同5・1%増で、49カ月連続の増加となった。宿泊・飲食サービス業は飲食業より大量求人を受理したことで、同52・5%と大幅な増加となった。
 製造業は同4・8%減少した。これは前年同月に大量求人を受理していた反動減となっている。
(2014年10月20日号掲載)

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