Sia神奈川で初の倒産、エスエムティ事業停止


 東京商工リサーチ横浜支店によると、相模原市南区大野台の工業団地「Sia神奈川」に入居するエスエムティ(森内雅裕社長)が9月10日までに事業を停止していたことが分かった。負債総額は2012年12月期時点で8億9568万円、現在の負債総額は調査中という。同団地がスタートしてから初めての企業倒産となった。(編集委員・千葉龍太/2014年9月20日号掲載)
 同社は95年12月、テクノプラス・アールアンドディーの商号で横浜市内に設立。翌年に現在の商号に変更した。
 プラスチック射出成型機や金型の製造を手掛けていたが、その後はLCD(液晶)バックライト用金型の製造販売事業にシフト。
 09年12月に協同組合Sia神奈川が運営する大野台の新工業団地への入居を果たす。
 入居後は不採算となっていた金型事業を縮小する一方で、需要増を見込んで液晶テレビの関連部品の製造にも着手していた。

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