市内企業7社が開発、ブレーカー取付けで節電/販売好調でシリーズ化、


製品を手にする駒沢化成の河野社長

製品を手にする駒沢化成の河野社長


 相模原市内の製造業7社は、節電機器「A(あ)らま~」を共同開発した。4月下旬からインターネットを通じて販売し、これまで1600個を売り上げた。好調な販売をうけて、医療分野への進出も視野に入れたシリーズ化を目指している。

 開発したのは、▽駒沢化成(中央区陽光台)▽アルファ技研(同区田名塩田)▽松浦製作所(同区相生)▽ユニテック(同)▽平山加工所(同区田名)▽菅原モデル(同)▽ツーデン(緑区東橋本)の7社。いずれも城南信用金庫淵野辺支店(中央区鹿沼台)と取引がある企業で組織する「淵野辺白梅会」のメンバー。

 開発の発端は、同信用金庫が提唱する「原発に頼らない安心できる社会へ」という課題に挑んだという。各社は、プラスチック加工品や精密電子部品、デザインなど、得意分野の技術を導入。開発資金は、自前で10万円ずつ拠出した。

 「あらま~」の取付は簡単。電気ブレーカーのケーブルにクリップ式電流センサーを取り付けるだけ。使用電流量が本体のダイヤル(10A~60Aまでの7段階)で設定でき、アンペア数を超えると、ブザーで「使いすぎ」を知らせる仕組み。

 また、節電効果が目で見える工夫も取り入れた。30分ごとの使用電流量や一定時間に使用した最大電流量を赤や緑など、4段階のLEDランプで確認できる機能も付いている。価格は9500円。年内には、「あらま~2」を発売する計画だ。地震などの振動を感知し、通電を切る機能を付加するという。

 「あらま~」はシリーズ化を目指しており、今後は、在宅医療用の機器への展開も視野に入れている。災害時など、電力がカットされた際に、付属する蓄電池から医療機器へ電力を供給するシステムを搭載。医師の指導を仰ぎ、国の補助対象製品として開発を進めていくという。

 問い合わせは、ツーデン042(774)1741まで。(2014年8月10日号掲載)

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