マンガ家 菅谷充氏、「積極的に輸出を」/大和市内で講演


 大和市は、2016年秋に開館が予定されている駅東側第四地区の文化創造拠点(6階建てビル)の市民向け説明会の一環として15日、市立図書館で、京都精華大学教授でマンガ家でもある菅谷充氏の「マンガと教育―多彩な表現の時代に向けて―」と題する講演会を開催した。
 新文化拠点となる新しい図書館に漫画コーナーが設けられることに関連した講演で菅谷氏は「日本の漫画は、海外で人気のアニメやゲームのコア(マザー)コンテンツ。これからはグローバル化に取り組むべきで、そのための人材が求められる」と述べた。
 菅谷氏は「すがや・みつる」のペンネームで、「ゲームセンターあらし」などの漫画や小説を手掛け、昨年63歳で京都精華大マンガ学部教授に就任した。同大学は73年に大学では初めてマンガ授業を開始。12年にはマンガ研究科の博士課程も設けられ来年度にも「マンガ博士」が誕生するという。
 現在では、同大を含め全国に40以上のマンガ関連学科を持つ大学があり、さらに増加傾向にあると菅谷氏。
 少子高齢化でマンガの危機も叫ばれているが、中学校の美術でマンガを教えたり、国語で「マンガを読み解く」授業も行われており菅谷氏は「マンガが廃ることはない。むしろ、日本のマンガやアニメは海外で人気が出ており、政府のクールジャパン政策で、積極的な輸出を考えてはどうか」と話した。(2014年3月20日号掲載)

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