相模原の三菱重工が開発、LPGの小型発電機/災害対応品として提案


ポータブルサイズの「メガセグ」

ポータブルサイズの「メガセグ」


 相模原市中央区田名にある三菱重工業の汎用機・特車事業本部は、プロパンガス(液化石油ガス、LPG)を燃料とする小型発電機を開発した。家庭用オーブンレンジ2台分のポータブルサイズながら、最大出力2・2キロボルトアンペア(kVA)までの電気製品を約10時間使用できる。災害時のBCP(事業継続計画)を進める企業、自治体向けに販路を開拓していく。(千葉 龍太)

 「メガセグ」と名付けた。来月から本格販売する。
 価格は35万円程度。装置の大きさは、幅547ミリ×奥行き480ミリ×高さ618ミリメートル。重さ56キログラム。37型液晶テレビ11台分の電力を10時間まかなえるほどの容量を実現したという。
 装置の燃料となるLPGは、長期間保存しても劣化が少ない。
 そのため、ガソリン燃料で発生しやすい長期保管時の燃料腐食による始動不良などがないという。(2013年10月20日号掲載)
 

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