市産振興財団、モノづくり人材育成/キャタジャパンが協力


 相模原市産業振興財団と相模原市は、キャタピラージャパン相模事業所(同市中央区田名)などと連携し、モノづくり系の中小企業を対象に人材育成支援に乗り出す。中小の社員を対象に、9月下旬から同事業所内で研修を実施。キャタジャパンの担当者が技能・技術などの基礎を教えていく。市によると、大手企業が人材育成のノウハウを地域の中小企業に提供するのは、県内でも初めてのケースで、市内産業の活性化につなげる狙いがあるという。(千葉 龍太)
 市産業振興財団とキャタピラー・サービセス・リミテッド(同)が研修の運営にあたる。相模原商工会議所も協力する。
 地域の中小企業の製造現場では、団塊世代の引退による技術承継などの問題を抱える企業も少なくない。
 今回の研修では、金属加工や組み立てといった製造業が対象。(2013年9月10日号掲載)

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