オペス、被災地で光触媒製品/陸前高田の企業と契約


被災地で使われるオペスの「ミナコート」

被災地で使われるオペスの「ミナコート」


 光触媒を使った製品開発を手掛けるオペス(相模原市中央区宮下)は、岩手・陸前高田市の情報通信業ラピスと販売店契約を結んだ。

 オペスは、雑菌や臭いなどを分解する室内向けの特殊なコーティング剤「ミナコート」を扱う企業。東日本大震災で被災したラピスとともに、震災の傷跡が残る被災地の感染症予防などに役立てるのが狙いという。

 もともと、オペスの山口さゆみ社長が、陸前高田のラピスの福田利喜社長と親交があったことがきっかけ。震災で妻を亡くした福田社長の事業を支援しようと、契約したという。オペスの主力商品・ミナコートを現地で販売していく。
 ミナコートは、光触媒の作用で空気中の有害な化学物質を水や二酸化炭素に分解する。

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