キャンピングカーを製造するトイファクトリー（岐阜県）は４月27日、国内最大規模（同社）で同社初の輸入キャンピングカー専門店「ユーロトイ相模原」を国道16号沿いの相模原市南区相模大野２丁目にオープンした。欧州製の車体をベースに、日本の四季に合わせた断熱性のある架装を施した新型のキャンピングカーを扱う。【2024年5月10日号掲載】
輸入キャンピングカーが並ぶ16号沿いの店舗
同店では、イタリア・フィアット「デュカト」ベースにトイファクトリーが架装を手掛けたキャンピングカーはじめ、契約を結んだドイツやイタリアのモーターホーム３ブランドを正規輸入代理店として販売する。デザインや機能性のほか、メンテナンス性や価格とのバランス、家具の据え付けや断熱など、見えない部分についても見て選んだという。
敷地面積は約２１１６平方㍍。屋内には４台、屋外に７台が展示されている。キャンピングカーでの来店者がサブバッテリーを充電しながら見学できるように、駐車場には外部電源ユニットを設置した。
藤井昭文社長は「同店舗を拠点にモーターホームやその遊び方を伝えられるような施設を設け、関東エリアにキャンピングカーのための〝陸のマリーナ〟を作りたい」と意気込む。
同社は２０１９年、町田市鶴間の南町田グランベリーパーク内に、旗艦店として位置付ける東京店を出店済み。
