ミヤコ陸運、創業50周年式典を開催 /「令和最初の新年に節目」


運送業のミヤコ陸運(相模原市緑区大島)は「創業50周年式典・祝賀会」を11日、八王子市鑓水の八王子日本閣で開いた。同社の社員やミヤコグループ関係者らが出席して行われた。

鈴木亜喜男会長を囲む社員ら

鈴木亜喜男会長を囲む社員ら



同社は創業者の鈴木亜喜男会長が自動車整備や自動車教習所の指導員などを経て、23歳の時に東京都大田区蒲田で運送会社「都産業」を創業。中古の2㌧トラック1台からスタートした。1969(昭和44)年に24歳で、現在の相模原市緑区大島に移転。社名を「ミヤコ陸運」として昨年で創業50年を迎えた。

現在はミヤコ陸運(鈴木孝亜樹社長)のほか、貸し倉庫事業のミヤコトランクルーム(鈴木賢司社長)、観光バス事業のミヤコバス(鈴木誠社長)の3社を3人の息子が引継ぎ、親会社ミヤコホールディングスの社長を創業者の亜喜男会長が務めている。このほか、市内や長野県で果実畑などを運営する農業法人ミヤコ農園も展開し、グループ5社体制で多角的な経営を行っている。

ミヤコ陸運の孝亜樹社長はあいさつで「令和最初の新年に50周年の節目を迎えることができた。これからも社員の皆さんがよりよく働ける環境をつくっていきたい」と意気込みを述べた。

亜喜男会長は「この50年は決してスムーズに来たわけではない。創業間もない時期に、2度の石油ショックに見舞われたが、周囲の人の協力があって乗り越えることができた」と創業当時を振り返った。

式典では社員表彰式も開かれ、無事故表彰や永年勤続表彰などが行われた。

 

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