国内最大級の展示会開催/人気バイクに行列


根強いファンに指示されているハーレー・ダビッドソン社

根強いファンに指示されているハーレー・ダビッドソン社

 国内最大級のバイク展示会「第44回東京モーターサイクルショー」が3月24日~26日の3日間、東京国際展示場(東京都江東区)で開かれた。人気のスポーツモデルには長蛇の列ができ、憧れの高級車などに跨って乗り心地や操作性などを確かめる来場者が見られた。

 ことしは昨年に比べて1ホールを増やして計3ホールで開催。ホンダやヤマハ、米ハーレー・ダビッドソン、伊ドゥカティなど、国内外のバイク本体や部品、ケミカル品のメーカーら155企業・団体が商品や技術を出展した。

 相模原市内の企業では、エンジンやトランスミッションなどのコーティング技術を持つ「不二WPC」(南区大野台4)が参加した。部品の耐久性や摺動性を向上する効果が期待され、スーパーフォーミュラ(4輪)や全日本ロードレース選手権(2輪)など、国内外のモータースポーツに挑戦するレースチームに採用された実績がある。

 国内シェアトップのホンダは、9年ぶりに全面改良された大型バイク「CBR1000RR」などを披露。ホンダモーターサイクルジャパンの加藤千明社長は「二輪車の楽しさを伝える販売店を展開し、市場の拡大を図る」と述べた。

 相模原市出身のバイクレーサー・山中正之選手も、チームに部品を供給する出展者に協力する形で参加。5月開催の英マン島TTレースへの出場や国内製のブレーキパッドをアピールした。

 来場者は、ビジネスを目的とした人より、子供連れの家族やカップル、ライダー仲間と来る傾向が多く、昨年の約13万3千人を上回る約14万6千人となった。女性人気の高まりや燃料価格の高騰などを受け、小型なエンジンで高い機動性を持つバイクの需要が向上していると見られている。
(2017年4月10日号掲載)

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