大和市、ロボフェスが初開催/関連企業への周知目的


体験コーナーでロボットを操作する児童

体験コーナーでロボットを操作する児童

 「やまとロボットフェスタ」が先月19日、大和市勤労福祉会館(同市鶴間)で開催された。市民のロボットへの関心を高め、関連企業を周知することを目的に初めて実施したもの。

 大和市は、市内に技術力の高い企業が多くあることから、市内工業のさらなる振興のために、「さがみロボット産業特区」に2014年3月から加入した。

 昨年8月、ロボット関連事業で高い技術を有する製造業やIT企業など市内企業31社が集結し、「大和ロボット共同研究協議会(やまとロボ研)」を設立した。ロボットの活用や開発などを目指し、勉強会や先進事例の視察、情報交換などを実施している。

 会場には、やまとロボ研や同特区の企業の製品を紹介するコーナーを設置。やまとロボ研の企業の製品紹介では、コイル部品や金属加工品、角度・位置を検出するためのセンサーが展示された。

  フェスタは、大和市とやまとロボ研の共催。多くの子供が参加し、ロボットへの関心を深めたようだった。
 町田市在住の小学5年生(11)は、「二足歩行ロボット同士の対戦をしました。操作が難しかったけど楽しかったです」と話していた。  (2016年1月10日号掲載)

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。