相模原市が賀詞交歓会、「潤いあるまち実現向け全力/加山市長が抱負語る


抱負を語る加山市長

抱負を語る加山市長

 相模原市の賀詞交歓会が5日、けやき体育館(相模原市中央区富士見)で市と市議会の共催で開かれた。あいさつに立った加山俊夫市長は、少子高齢化、人口減少対策として、「国の地方創生の取り組みにあわせ、市の政策目標・施策を定めた『地方版の総合戦略』の策定に現在、取り組んでいる。72万人市民とともに力をあわせ、潤いのあるまちを目指して全力で取り組んでいく」と抱負を語った。

 今年の賀詞交歓会には、地元選出の国会議員や県議、市議のほか、自治会や地域団体関係者ら、約530人が出席した。

 加山市長は、正月恒例の箱根駅伝で市内にキャンパスがある青山学院大が、一度も首位を譲らず2連覇を達成したことを称え、「他を寄せ付けない完勝。最高の結果で、市民に感動やエネルギーを与えてもらった。幸先のいい年明け」とも話した。

 一方、小田急多摩線の延伸についても言及した。国の交通政策審議会で15年に一度行われる「鉄道整備に関する答申」が今年3月末までに出されることをうけ、「実現化路線としての位置づけを勝ち取る環境は整ったと思うが、油断しないよう働きかけていく」と述べた。
(2016年1月10日号掲載)

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