2012年(平成24年)
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日刊 相模経済新聞


最新の相模経済新聞紙面から、厳選した記事をお届け致します。

7月30日 月曜日

[ 桜美林大学プルヌスホール ]

こどもワークショップ開催
「劇場はヒミツ基地?!」

 桜美林大学は夏休み恒例のこども身体表現ワークショップ「劇場であそぼう」Vol.6 として「劇場はヒミツ基地?!」を8月8日から12日までJR淵野辺駅北口のプルヌスホールで行い、小学4〜6年生15人を7月25日まで募集している。
 同大卒業の若手ダンサー辻田暁、演出家の川口智子の両氏が講師を務めるワークショップで、12日午前11時から5日間の成果を一般に公開発表する。参加費が保険料を含め500円。応募はWEBで申込用紙をダウンロードして行う。http://www8.obirin.ac.jp/opai/

音楽劇「銀河鉄道の夜2012」公演も

 同大はまた、8月23日から26日まで同ホールで行う群読音楽劇「銀河鉄道の夜2012」公演を観劇できる小学3年生以上を対象にした「銀河鉄道の夜」イメージ画を8月6日まで募集する。
 その作品は8月17日から26日まで淵野辺キャンパス内のエントランスホールに展示、審査で優秀賞を受けた小学生を群読音楽劇にペアで招待するほか、作品をチケットデザインに使用し、粗品も贈る。 問い合わせなど詳細は前記WEB。

− 7月 20日号掲載記事より−


7月31日 火曜日

[ とぴっくとーく ]

平成24年上溝夏祭り実行委員長 長谷川 光義氏

——上溝夏祭とは。
 「江戸時代後期からの伝統がある牛頭天王を祭った神事が由来で、かつては『天王様』と呼ばれていました。牛頭天王は疫病退散の神で、これが五穀豊穣や家内安全などを祈願する祭に発展したと伝わっています。各地区の神輿13基や山車8基が上溝駅近くに集まり、提灯が灯り熱気と喧騒に包まれた街を巡りますが、一番古い五部会神輿は江戸後期、文化6年(1809)年の製で、200年も大切に守り続けてきたものです」
——準備の状況は
 「7月1日は各地区の入り口に青竹と疫病退散の注連縄を張る『〆張り』と『太鼓開き』で、各地区では笛や太鼓の練習が佳境を迎えています。あちらこちらから太鼓やお囃子が聞こえ、商店街にも提灯が飾られると、まちは祭に向けて一気に走り出します」
——昔から神輿を?
 「子どものころは担ぎたくてもはじかれてしまって、担がせてもらえませんでした。私は祭が大好きで東京の三社祭にも担ぎに行っていたほどで、上溝でも朝から晩まで一日中担いでいました。一つの神輿はおよそ50人で担ぐのですが、皆、祭りの最中は疲れを忘れて担ぎ、翌日は体中が痛い(笑)。上溝には肩に『神輿ダコ』のある人も多いですよ」
——1週間後に迫った今年の祭に向けて
 「上溝夏祭は昨年も41万人の人出で賑わった県北最大の祭で、『かながわのまつり50選』にも選ばれています。文化遺産として受け継がれてきた大切な祭を新しい時代に引き継ぐことが使命と思っています。伝統ある神輿や山車、子どもたちが一生懸命練習したお囃子や踊りなどはもちろん、鼓笛隊や阿波踊りなどたくさんの催しもありますので、ぜひご覧ください」  (澤)

− 7月 20日号掲載記事より−


8月 1日 水曜日

[ 三菱地所と米国不動産 ]

田名に国内最大級物流施設建設

 世界最大手の米国総合不動産グループ傘下のラサールインベストメントマネンジメントインク(本社シカゴ、ジェフ・ジェイコンプソン最高経営責任者)と日本を代表する総合不動産デベロッパーの三菱地所㈱(東京都千代田区、杉山博孝社長)が相模原市中央区田名3700番エリアに国内最大級のマルチテナント型物流施設「ロジポート相模原」を建設、2013年8月の開業を目指す。
 この地鎮祭が7月17日に行われたが、この種大型施設の立地は工業都市相模原の再生にもつながる可能性もあり、反響を呼びそうだ。

5階建て21万平方㍍ 東京ドーム 4.5個分に相当

 同施設は敷地面積が9万4797.27平方㍍で、RC構造で建設する地上5階建て延べ床面積が21万826.02平方㍍になる予定で、東京ドーム4.5個分に相当するとしており、1階南側と北側にコンビニおよび休憩室といった共用施設も予定している。
 同社は、立地場所の特徴として ①圏央道相模原愛川ICの開通(2012年度目標)で首都圏と西日本の結節点となるだけでなく、②首都圏広域をもカバーする戦略的物流拠点として注目されているエリアに挙げている。
 そうした中で、浅層部の良好な地盤を活用し、プレキャスト工法、免震構造の採用で高品質、高耐久、高耐震性を実現し災害時の事業維持性と個人作業の安全を確保するとしており、外周ランプ部も免震構造にし、ランプ動線の切断による操業不能リスクを回避するという。
 さらに大型ランプウェイを上り下り各専用で2基完備し、各階に大型車が着床可能なトラックバースも設ける。 一方、5階防火区域内には無柱スペースを設け、調達、生産、販売、回収などの物流現場の取り扱い作業を効率化する機械等を配置、自由度の高いレイアウトにし、24時間監視体制の防災センターも併設する。
 一方、財団法人建築環境・省エネルギー機構の認証によるCASBEE新築の「Aランク」取得も予定している。

− 8月 1日号掲載記事より−


8月 2日 木曜日

[ オギノパン ]

親子教室でやさしいパン作り

 相模原市の㈱オギノパン(緑区長竹2841、荻野時夫社長)は7月下旬から親子連れなどを対象にした「夏休み・やさしいパン教室」を始めた。8月末まで、お盆を除く毎週火曜日と木曜日、午前9時30分からと午後1時30分からの1日2回で全20回を開き、バターロール2個とデニッシュ1個など材料1セット分の参加費が1500円。

本社の開発ラボ利用

 初回の7月24日。普段は新製品の開発や社員研修に使うキッチンラボに、相模原や厚木、横浜から来た親子連れなど20組25人が集まった。荻野社長からパン作りの説明を受け、機械で練った生地を手に、伸ばしたり丸めたりして形を整えていく。基本的なロールパンやデニッシュのほかにも、社長の愛犬がモデルの「犬パン」の作り方も教わり、レーズンの目と鼻や、思い思いの飾りを工夫した。

「上手にできた」とにっこり

 発酵を待つ間はパン工場の見学ができるほか、会場ではかき氷コーナーやくじ引きなど縁日風の演出もあり、人気のパンの試食もできる。子どもたちはかき氷に列を作り、小さく切った試食用のパンに次々と手を伸ばした。
 そして待ちに待った焼き上がり。おいしそうな匂いが流れ、こんがり焼けたパンがオーブンから出されると、子どもたちの目が一段と輝く。「弟へのお土産を作りたい」と話していた横浜市の小5の女の子は「上手にできた」とにっこりし、相模原市内の小6の女の子は「自分で作ったから美味しい」と焼き立ての味を楽しんだ。保護者からは「参加して良かった。家でもやってみたい」、「自分で作ると食についての関心が高まるので、子どもが楽しく学べるのは嬉しい」という声も出ていた。
 同社には以前からパン教室の計画があったが、荻野社長は「工場と会社が現在の場所に移転して8月で2年を迎え、落ち着いたのでようやく実現できた」と話す。折り込みチラシ7万5000枚を相模原市南区や厚木エリアなどに配布し、申し込み状況は順調という。今後の予定は8月2日、7日、9日、21日、23日、28日、30日。電話:042-780-8121。

− 8月 1日号掲載記事より−


8月 3日 金曜日

[ アートラボはしもと ]

「ぞっこんの法則」展

 互いに惚れ合う男と女の仲を「あの2人はぞっこん」と称する場合もあるが、学生企画による学生作家の展覧会「ぞっこんの法則」が8月4日からアートラボはしもと(相模原市緑区大山町1-43)で始まり、26日まで行われる。

学生作家9組17人出品

 東京造形、東京藝術、多摩美、明治学院、青山学院、首都大学東京の6大学の学生スタッフ11人が1年前から準備を開始、70回に及ぶ企画会議を通して練り上げた多摩美および同大学院、東京造形、女子美の学生作家9組17人による作品展で、多摩美の赤松裕子、植草夏海、同大大学院の須佐美彩、東京造形の小倉真、佐藤友治、高山夏希、女子美の橘川由里絵と多摩美などの4人グループ「ズンマチャンゴ」、6人グループ「ツインテール・プロジェクト」が出品する。
会期中の5日と11日、18日には作家と学生スタッフが「ぞっこん」を語るトークショー、12日にはワークショップ、19日にはパフォーマンス「ズンマチャンゴの夏祭り」、25日には「ツインテール トーク&握手会」のイベントも行われる。入場無料で問い合わせは同ラボ 電話:042-703-4654。

− 8月 1日号掲載記事より−


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