2012年(平成24年)
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日刊 相模経済新聞


最新の相模経済新聞紙面から、厳選した記事をお届け致します。

5月14日 月曜日

[ 藤野ぐるっと陶器市 ]

藤野芸術の家等14会場で
  60人超す作家出品

 今年で13回目となる「藤野ぐるっと陶器市」が5月19日と20日、緑区名倉、日蓮、牧野などの県立藤野芸術の家やアトリエなど14会場で行われ、60人を越す陶芸家やクラフト作家の作品を展示、販売する。各会場のイベントなどは次のとおりで、問い合わせは 電話:042—687—5581。

①藤野観光案内所「ふじのね」(藤野駅改札横)林正人の「きもかわ展」と陶器市パネル展。

②静風舎 アトリエCache Cache(名倉)を拠点に活動する土ケ端大介の絵展示と陶芸家の副島泰嗣・微美子の白磁、染付作品の展示販売。

③FOREST MARKET(名倉) アキノヨーコの吹きガラスのうつわ、ISAMU&KEIKOの重ね帯模様と練込みART、内山亜矢子の半磁器の丈夫な器と耐熱の器など12人・グループの作品紹介。

④カフェ レストランShu(日蓮)鷹尾蒔子作品展やガラス作品展。

⑤Sage cafe(日蓮)陶器市や芸術作品の販売。

⑥県立藤野芸術の家(牧野)陶芸作品の展示販売、木工、ガラス工芸などの芸術体験。

⑦アートビレッジ&野山の食堂 清水愛子の絵・版画・陶芸・Tシャツ・手ぬぐい・アクセサリーなど。

⑧直子の台所 「(藤野倶楽部)」(牧野)地元作家の逸品。

⑨Keramos7+2(牧野篠原)竹嶋玲のシンプルで存在感のある器、ハイセンスわらじなど。

⑩高橋安子アトリエ(牧野篠原)陶人形作家の高橋安子の作品など。

⑪篠原の里(牧野篠原)伊藤泰紀(妙心窯)の陶芸作品、美術書、望遠鏡など。

⑫〇△gallery(牧野篠原)朝倉晶の普段使いの器、井川三希子の白と黒のシンプルな器など。

⑬陶釉舎(牧野篠原)吹田文明の木版画とガラス絵作品展、碓井直弘の陶作品展など。

⑭アカセ・クレイワーク・スタジオ(牧野牧馬)赤瀬圭子のレリーフ模様の器、野村幸代の優しい色味の器など。

− 5月 10日号掲載記事より−


5月15日 火曜日

[ 相模原市 ]

金環日食を観察
市立小児童3万7千人が 5月21日に

 相模原市はJAXAの協力を得て、5月21日朝に起きる金環日食を児童が有意義で安全に観察する方法を協議し、教員を対象にした研修会なども開いてきたが、このたびオリジナルの日食観察スコープを全児童に配布し、また72の公立小の登校時間を調整して、市内の全小学生3万7000人で一斉に観察する。
 太陽がリング状に見える金環日食が市内で観測できるのは173年ぶりで、次回は300年後。また今回は金環が観察できる中でも中心エリアに位置するなど条件が良いという。
 「はやぶさの故郷さがみはら」として宇宙の教育にも力を入れてきた同市は「子どもたちの宇宙への関心を高める絶好の機会」ととらえ、また、児童の登校時間にピークの金環を迎える日食を安全に観察するため、全国的にもまれな、全市を挙げての観察の取り組みに至った。
 観察に使うのは「銀河連邦建国25周年」の記念事業として、映画「宇宙兄弟」とのタイアップで作成したオリジナルの観察スコープで、市内公立小全児童と教職員合わせて3万9000人に配布する。スコープはA4サイズで、中央にあけた穴に専用フィルムを児童が貼り付けて完成させるもので、日食のメカニズムなどの解説が記されているほか、感想を記入する欄もある。
 また、4月23日には市立博物館で、JAXAの坂本成一教授などの研究者を講師に招き、市内の小・中学校教諭を対象に、日食の仕組みや目の事故と交通事故に配慮した安全な観察、雨天時の対応などについての研修会を開き、現在各学校で具体的な協議が行われている。
 当日の小学校側の対応は57校が登校時間を早めて学校で観察を行い、学区が広く登校を早めるのが難しいなどの理由で登校時間を遅らせ、家庭や地域で観察する学校が15校。晴れていれば市内の多くの小学校で、空を見上げる子どもたちの姿が見られそうだ。

− 5月 10日号掲載記事より−


5月16日 水曜日

[ 桜美林大学 ]

中国で京劇公演
上海外国語大学らと共同で

 桜美林大学(町田市常盤町)と同大孔子学院は5月23日から3日間、提携校である中国の同済大学、上海外国語大学と共同し、日中学生の芸術教育交流をはかる上海京劇公演を中国の両大学で行う。
 桜美林大は日本でいち早く総合文化学群演劇コースに京劇の授業を採り入れており、学んだ学生たちが京劇公演を過去2回にわたり行ってきた。
 そうした経緯から2012年の「日中国民交流友好年」および日中国交正常化40周年の認定イベントとして行うもので、上海公演では同大で稽古を重ねてきた学生たちが中国の学生と共に舞台を作って上演する。
 派遣する学生32人の中には中国語の学習を機に京劇に興味を抱いた学生もいれば、京劇を学ぶために入学した者もいるということで、同大は「多様な学生たちが京劇を通して中国の学生たちと交流するのは、日中国民交流友好年にふさわしい」としている。
 同大と中国の交流は同大創立者の清水安三氏が1921年、北京に開いた「崇貞学園」が源流で、東日本で初めて、日本で2番目に孔子学院を開設。2010年と2011年には世界の孔子学院の中で桜美林大学孔子学院が特別表彰され、一方で同大は2011年5月に中華人民共和国在日本国特命全権大使の程永華氏に桜美林大学名誉博士号を授与した。

− 5月 10日号掲載記事より−


5月17日 木曜日

[ さがみはら産業創造センター ]

6月からリーダーを育成する経営塾、養成塾を開講

 ㈱さがみはら産業創造センター(SIC、緑区西橋本5—4—11、中嶋隆社長)は6月からニュービジネスリーダーを育成する「経営塾」と職場リーダーのコミュニケーション力や課題解決力の向上を目指す「養成塾」を開始、この塾生を募集している。
 「経営塾」は中嶋社長を塾長に㈱浜銀総合研究所の取締役兼経営コンサルタントの寺本明輝氏、相模原市産業振興財団チーフマネージャーの中村浩氏、SIC企画事業部に席を置き関東学院大経済学部非常勤講師を務める飯山隆幸氏の3人をコーディネーターに講義、討論を踏まえて事業構想再構築を策定するセミナーで、経営者または経営幹部15人を募集する。受講料が1泊2日の合宿費を含め、消費税込みで17万8500円。
 一方、「養成塾」は同じく中嶋社長を塾長に中小企業診断士の若槻直氏がコーディネーター、ひとエナジー研究所代表の松田与理子氏が講師を務め、①コミュニケーションスキルを鍛える ②他流試合で切磋琢磨する ③身近な課題を解決する手法、などを伝授するもので、中小・中堅企業のリーダーおよびリーダー候補16人を募集する。受講料が1泊2日の合宿日を含め、消費税込みで9万2400円。経営塾の講義日程と育成塾のカリキュラムは次のとおり。
 〔経営塾〕▽オリエンテーション(6月23日) ▽わが社の経営の現状を語る(7月6日と7日の1泊2日) ▽現状を分析する(7月28日) ▽存在意義を問う(9月1日) ▽コアコンピタンスを定義する(9月29日) ▽戦略シナリオを考える(10月27日) ▽財務構造を改善する(11月17日) ▽組織文化の変革を仕掛ける(12月15日) ▽事業構想を打ち出す(1月12日) ▽わが社の経営の将来を語る(2月2日)。
 〔養成塾〕▽オリエンテーション(6月29日合宿) ▽職場のコミュニケーション①(6月30日合宿) ▽目指すリーダー像を明確にする(7月18日) ▽職場の問題を抽出する(8月7日) ▽職場の課題解決① 課題設定、目標設定、原因推定(8月21日) ▽職場の課題解決② 対策検討、実行計画(9月4日) ▽職場のコミュニケーション②(9月19日) ▽実践(9月下旬〜11月下旬) ▽成果発表会(12月7日)。
 申込書のダウンロードおよび詳細はSICホームページから。

− 5月 10日号掲載記事より−


5月18日 金曜日

[ アートラボはしもと ]

「はじめまして」展
6月24日まで 相模原RCが主催

 今年4月1日に新たな美術活動の拠点としてオープンした相模原市の「アートラボはしもと」(緑区大山町1番地43号)で5月3日から相模原ロータリークラブ主催の「はじめましてアートラボ」が始まり、6月24日まで行われる。
 女子美術大、桜美林大、多摩美術大、東京造形大の近隣美術系4大学と市による協定を踏まえてワークショップやイベントなどを行う中で、3日午前11時からフラワーアート&コンテストが行われた。
 会期中に展示するのは、①学校を舞台に小学生が描いた「思い出のアニメーション」 ②自分の未来を想像して描いた靴が並ぶ「未来下駄箱」 ③小学5年生が作った音楽教室などを見守る「教室のまもり神」 ④心の花をテーマにちぎり絵で制作した「育てよう心の花」を展示する一方、ワークショップで ①アルミホイルでモノを包み、光をあてる「銀づつみオブジェのあやしい世界」、建物のガラス面に巨大なステンドグラス風の花柄の家族を作る「おハながら—ト・プロジェクト」 ④木のかけらを組み合わせて自由な作品を作る「木材であそぼう」を開催、期間中は様々なイベントも行う。

− 5月 10日号掲載記事より−


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