2011年(平成23年)
相模経済新聞社
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お知らせ

5月末でいったん休止していた Webでの記事配信を 10月より再開しました。
最新号の紙面から1日一件ずつ記事をピックアップして掲載してまいります。今後ともご愛読のほどよろしくお願いいたします。

12月26日 月曜日

[ 相模原の松野さん ]

大船渡で図書館交流お話会に参加

 相模原市市立図書館(中央区鹿沼台2−13−1)利用相談員の松野恭子さんが11月5日、銀河連邦友好都市である岩手県大船渡市の市民文化会館(リアスホール)で開かれた日本図書館協会と大船渡市図書館共催の「お話と手遊びの会」と「映画上映会」にボランティアとして参加した。
 東日本大震災で被害の大きかった大船渡市の中でも市立図書館は比較的被害は少なかったが、海岸からほど近い三陸公民館図書室は津波に飲まれ2万冊の本が流された。
 「お話と手遊びの会」では紙芝居やお話、パネルシアターを実施、多くの家族連れが熱心に聞き入り、映画上映会では「男はつらいよ」の第1作品を上映、子どもから高齢者まで多く人たちが楽しんだ。

子供たちに豆本等贈る

「傷ついた子どもたちの心を癒すことにつながれば」と、松野さんらは手作りの折り紙や豆本を贈った。

− 12月 10日号掲載記事より−


12月27日 火曜日

[ トップセールスに挑む ]

青木石油商事㈱相模大野店店長 熊谷 清彦さん(38)

 「高校2年生のとき、自立して自分の力で生活したいと思うようになり勉強にも身が入らなくなった。早く親に恩返しをしたいという気持ちも強かった。先生に相談したら今の会社を紹介してくれた。青森から東京へ出てきて真っ直ぐその会社に向かった」 熊谷さんが青木石油商事㈱(東京・中央区)に年度途中で採用された経緯は、この回顧談に尽きている。
 会社の寮に入り、入社した次の日から給油所で働き始める。最初は築地だった。もちろん仕事のことは何一つ知らなかった。「働きながら先輩に教えてもらった。厳しい中にも優しさが感じられる人たちばかりだった。技術だけでなくサービス業の基本を学んだ。恵まれた新人教育だったと感謝している」 入社間もないころ理由も分からず客にタオルを投げつけられ、「なぜ、このお客さんにも頭を下げなければならないのか」と唇を噛んだこともある。「そのとき先輩が、何かあったときはお客様が正しいと思え、自分の給料は元々このサービスステーションを使ってくれるお客様から出ているのだから、と諭してくれたことは今でも忘れられない」。それ以来、客と積極的に言葉を交わすようになった。
 その後八王子、座間などいくつかのサービスステーションを経て相模大野店の店長に。「お客様が望むことを実行できるように最大限努力すること」をモットーに掲げ、客へのきめ細やかな対応を率先垂範している。 店舗は相模大野の街なかにあり、開店は38年前。地元の客が大半を占め、企業と個人客がほぼ50%ずつ。「開店以来ずっと利用していただいているお客様も少なくない」と熊谷さん。
 社員、アルバイト合わせて12人の従業員に「まずお客様の話を聞こう、そしてできることは決して嫌な顔をせずにやろう」と口癖のように語りかけているのは、客との信頼関係が店舗にとっての生命線という認識があればこそだ。
業務面では燃料の販売以外のサービス、つまり洗車、車検、車の軽板金、一般整備のほか、大手の半額程度の料金で中古車を貸し出しするワンズレンタカーの業績を伸ばすように努めている。

「心こめた接客」で全国優秀SS表彰受賞

 熊谷さんの営業姿勢と従業員一体の実践は今年7月、2010年度のENEOS全国優秀SS表彰受賞という成果を生んだ。まだ歴史の浅い賞だが、全国のSS1万3000店のうち4%にあたる520店にしか与えられないという。相模大野店としては初めての受賞だ。
 「抜き打ちで審査員が来て判定するので、店ではいつ、誰に審査されたのかは分からない。普段のサービスが評価されたのだと思う。一度受賞できたのだから続けて受賞したいと、従業員の意欲も一層高まっている」   ガソリンの仕入れ値が上がる反面、それを店頭価格に転嫁できず利幅が減少しているのは、どこの給油所も同じように抱える悩み。有人のフルサービスからセルフへの転換も加速している。
 そうした逆風の中、20年あまりのキャリアを積んできた店長は「燃料の価格がそれほど違わなければセルフよりフルサービスの方を選ぶドライバーは多い。お客様に会話と行き届いたサービスを楽しんでいただくため、何よりも心こめた接客に努めていきたい」と意気高く語る。 (戸塚)

− 12月 10日号掲載記事より−


12月28日 水曜日

[ 上溝だるま市 ]

金彩色の相州ものも

 相模原市の上溝商店街振興組合による上溝だるま市が2012年1月15日、上溝商店街中央駐車場と本町自治会館前広場で開かれる。
 24回目のこのだるま市では高崎だるまや、鮮やかな金彩色が特徴の相州だるま、干支にちなんだカラーだるまなどを販売し、フリーマーケットやつきたてのお餅の配布の後、午後4時からは役目を終えただるまのお焚きあげを行う。
 また、上溝商店街で復興応援プレミアムさがみはら商品券を利用して買い物をする際に配られる補助券による抽選会も行われ、被災地の応援と、地元の景気振興につなげる。

− 12月 10日号掲載記事より−


12月29日 木曜日・年末年始休業

12月30日 金曜日・年末年始休業

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=お知らせ=
12月20日号は休刊です。
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