2011年(平成23年)
相模経済新聞社
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お知らせ

5月末でいったん休止していた Webでの記事配信を 10月より再開しました。
最新号の紙面から1日一件ずつ記事をピックアップして掲載してまいります。今後ともご愛読のほどよろしくお願いいたします。

12月 5日 月曜日

[ 三栄ハウス ]

自治会館建設で感謝状

 三栄ハウス㈱(相模原市南区相模大野3-20-1 中島信義社長)は10月30日、御園南自治会館(南区御園4丁目)落成式典で同会館建設にあたり、その技術と誠意ある施工が評価され、同自治会(篠塚実希子会長)から感謝状を受けた。
 同会館は木造2階建てで、延べ床面積は約142平方㍍。1階が60人の会合が可能なホールや事務所、キッチン、倉庫で、2階が約20人利用出来る多目的ホールになっている。

無垢材使用施工など配慮

 同社は木造建築で定評があり、今回の会館建設でも数多くの地域住民に心地良く利用してもらうためにバリアフリーに加え、アレルギー対策として無垢材を使用、接着剤の使用量を削減した。
 また、室内の暖気流出を防ぎ、通気性を確保する施工で、児童やお年寄りの風邪対策にも工夫を施したという。

− 12月 1日号掲載記事より−


12月 6日 火曜日

[ 城山商工会 ]

「鮎の一夜干し」で創作料理16品
  家政学院大の協力受け開発

 相模原市の城山商工会はこのほど、同会質源委員会が中心になって昨年度開発した特産品「鮎の一夜干し」を素材にした創作料理16品を東京家政学院の協力を受けて開発した。

料理屋、家庭にレシピ提供

 開発した「鮎の一夜干し」は約1500パックを売り上げ、地域の料理店ではこれを素材にした料理のメニュー化も行われ、予想以上の経済効果をあげたため、新たな付加価値をつけようと市と産学連携協定を結んでいる同大に協力を要請、試行錯誤を繰り返し新たなレシピを創作したもので、そのメニューやレシピは城山地域の料理店で一品料理として推奨、一般向けは家庭用レシピとしてホームページなどを通してPRし普及をはかる。開発した16品のメニューは次のとおり。
 ①鮎入り明太子チーズ春巻き
 ②焼飯鮎串
 ③鮎のグラタン
 ④鮎のがんも油揚げ焼き
 ⑤鮎チーノ
 ⑥鮎の酢の物
 ⑦丸ごと鮎のチヂミ
 ⑧鮎の2種餃子
 ⑨鮎のつくね
 ⑩鮎のお茶漬け
 ⑪鮎と枝豆のかき揚げ
 ⑫あゆだんご
 ⑬焼きおにぎりの鮎あんかけ〜鶏飯風
 ⑭鮎の炊き込みご飯
 ⑮鮎せんべい
 ⑯鮎のお焦げスープ

− 12月 1日号掲載記事より−


12月 7日 水曜日

[ 相模原の情報通信技術 6社 ]

情報通信協同組合を設立

 相模原市内のIT関連企業によるさがみはら情報通信サービス協同組合が今秋10月に発足、本格的な活動を始めた。

サンライズ、キャタピラー子会社等

 ㈱サンライズ(中央区中央3-14-12)の紙透七蔵社長を理事長にキャタピラージャパン子会社の同ジャパン・システムサービス(中央区田名3700、青木英高社長)ら6社による協組で、情報通信技術「Information and Communication Technology」の「ICT」を織りまぜて「Sagamihara ICT Cooperative Society」の頭文字で略称を「SICS(シックス)」にした。

公民館連携等提言

 事業としては ①ICTの普及促進に向けた政策提言 ②ICT普及促進に向けた諸事業の企画、実施 ③相模原市への災害対応の応援 などを掲げ、政策提言では市内で初めての試みとなるまちづくりセンターと公民館の連携強化、普及促進事業では強固なデータセンター、防犯カメラのネットワーク化、電力の見える化などに取り組むとしており、このほか雇用促進への取り組みで年金併用者の雇用も挙げている。
 また、東日本大震災によるIT関連被害を踏まえて停電やIT機器の損壊などに即対応する災害時支援の取り組みと、その際のさがみはらIT協同組合などの連携支援体制も示し、そのためにケーブルテレビやモバイル通信、衛星電話回線と連携した緊急ネットワークの構築の取り組みに臨む姿勢も打ち出し、いかなる災害にも対応可能な災害に強いデータセンターの構築も提唱している。2社以外の現在の加入企業は次の通り。
 ▽㈱ウィザード(緑区橋本2-20-22、日野範明社長)▽㈱ヴィレッジ(南区松が枝町24-3、増子雅洋社長)▽㈱ナムコエンジニアリング(南区相南2-1-2、藤村信行社長)▽アイフォーコム㈱(緑区中野1326、加川広志社長)。

− 12月 1日号掲載記事より−


12月 8日 木曜日

[ ケミストリー クエスト ]

小学生社長が創案

 カードゲーム「ケミストリー クエスト」を考案して起業し、小学生社長となった米山維斗君(12)の指導による競技大会が11月14日、米山くんが幼稚園児のときに在籍していたLCA国際小学校(相模原市中央区横山台)で行われ、熱戦が繰り広げられた。
 米山君は幼稚園で宇宙について学んだのをきっかけに理科に興味を持ち、3年生のときに元素記号を書いたカードで化学結合した物質を作るゲームを作った。
自分で作ったモデルで友達と遊んだところ、だれもが熱中したため商品化への意欲を深め、㈱リバネス(東京・新宿)などの協力を得て今年7月、ゲームと同名のケミストリー・クエスト㈱を設立し取締役社長の座についた。

12月8日発売「元素記号で遊ぼう」

 ゲームは個人戦。水素や酸素、炭素などの元素記号を記した多くのカードを用意し、自分と相手が一度に3枚ずつのカードを並べ合い、必ず相手のカードも使って水や二酸化炭素などの物質の結合を作る。終了時に多くの枚数を取った人の勝ちとなる。
 この日はLCA小学校の児童16人が楽しみながらトーナメント戦を行い、優勝者が米山君に挑戦。米山君は相手にアドバイスを与える余裕も見せて圧勝した。
 現在は公立小学校に通う米山君は「みんなが夢中になってくれたので自信がついた。化学だけでなく天文学などのゲームも考え、シリーズ化したい。いつか世界大会を開きたい」と大きな夢を語った。
 ケミストリー クエストは9月にインターネットでの販売(定価1999円)を開始しており、テレビ、雑誌などで紹介されるなど大きな反響を呼んでいる。12月8日には大型書店などで1セット1429円(税抜き)で発売される。

− 12月 1日号掲載記事より−


12月 9日 金曜日

[ 相模原光勲會 ]

10周年で記念展 

 京都の能面師、大月光勲氏を相模原に招いて1999年11月、能楽師の松山隆雄氏演じる舞台で市民有志の面打ちの会「相模原光勲會」が発足して10年が経ち、これを記念した同會の能面展が12月 8日から13日までJR相模原駅ビルNOWの市民ギャラリーで開かれる。
 2003年に相模大野のギャラリーサガン、2004年と2006年に市相模大野ギャラリーで開いて以来4回目となる能面展で、展示されるのは会員による生成(なまなり)から般若(はんにゃ)、真蛇(しんじゃ)と変幻する女面をはじめ、相模原市制50周念記念で創作された新作能「照手」の照手姫と小栗(同市所蔵)の能面(大月光勲作)も展示される。

能面67種91面を出品

 その点数は翁、神、男、女、尉、鬼の67種類91面にのぼり、能面は演者の所作によって表情が変わるとされているが、観る者にとっても位置、角度によって変幻するので、同會は「数多くの市民に観て欲しい」と呼びかけている。問い合わせは市民ギャラリー。電話042―776―1262。

− 12月 1日号掲載記事より−


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