2011年(平成23年)
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お知らせ

5月末でいったん休止していた Webでの記事配信を 10月より再開しました。今後ともご愛読のほどよろしくお願いいたします。

10月24日 月曜日

[ 相模原ロータリークラブが50周年 ]

市域で4RC結成
 曽野綾子氏招いて講演

 相模原ロータリークラブ(松田壮吾会長)が1962年8月10日に発足して以来今年で50年を迎え、この50周年記念式典と祝賀会が10月1日午後3時から小田急ホテルセンチュリー相模大野で行われ、式典に先立ち午後1時30分から作家で日本文芸家協会の理事も務める曽野綾子氏による「日本の復興へ何を為すべきか」をテーマにした講演も行われた。
 同クラブは茅ヶ崎RCをスポンサークラブに横浜、川崎を除く神奈川の第2780地区で16番目、国内では520番目に発足した。また、これを機に市域内のクラブ設立を促し、津久井、相模原南、相模原中、相模原グリーンの4RCの結成にも努めてきた。
 その50年の歴史の中で会員27人でスタートした同クラブの延べ会員数は325人にのぼり、中には物故したメンバーもいるが、50年前には生まれていなかった会員が13人いるという。
式典では今井邦夫実行委員長が歓迎の言葉を述べたあと、松田会長が同クラブの経緯に触れながらあいさつし、ロータリー財団、ロータリー米山記念奨学会らに記念品を贈呈、2780地区の森洋ガバナー、茅ヶ崎RCの小林亨会長、姉妹交流を続ける苫小牧RCの渡辺健治会長が祝辞を述べた。
また、祝賀会では来賓の加山俊夫市長が祝辞を述べ、河本洋次商議所会頭の音頭で乾杯が行われ、このあと50年にわたるエピソードなどをまじえながら懇談した。

 障がい者制作の記念品配布

同クラブはこの50周年を記念し、相模物産㈱(相模原市中央区上溝、阿部邦彦社長)を通して市内の地域活動支援センター「レモンタイム工房」(南区東林間)と生活介護サービス事業所「のびやか」(中央区横山)のコラボで障がい者たちが制作した「50th」をしるす皮製キーホルダーを配布した。

− 10月 20日号掲載記事より−


10月25日 火曜日

[ とぴっくとーく ]

●城山商工会青年部部長の小山 悟氏
 エコキャップで人の絆

――― ペットボトルのキャップ回収事業が活発に進んでいますね。
 「青年部創立30周年を記念して『恵まれない子どもたちにポリオワクチンを』という思いを込めて始めた事業ですが、最初から大きな反響があり、協力の輪が広がっています。青年部の集計で約3年間に500万個、6250人分のワクチン購入費を達成しました。地域の人たちが一体で取り組んでいることが成果を生んでいる要因だと思います」
――― どんな形で回収していますか。
 「城山地区の自治会、学校、幼稚園、企業に専用の回収ボックスを設置してもらい、いっぱいになると商工会館に持って来てもらったり、青年部員が回収にうかがったりしています。そのあと、大きな袋にまとめ、業者に委託してNPO法人エコキャップ推進協会に送っています。平均でひと月に300kgから400kgを回収、送付しています。キャップ2kg、個数にして800個でワクチン1人分を購入できます。協力してくれる人たちの善意がワクチンに結実しているということですね」
――― 回収事業を通して得られたものは。
 「地域の絆、人と人のつながりが強まったことですね。大人だけでなく子どもたちも楽しみながら回収に協力しているように、地域の大人と子どもが同じ目的のために協力し合うことで、柔らかい人間関係が生まれています。地域の活性化にもつながっているのではないかと思います」
――― 今後の取り組みは。
 「エコキャップ事業を継続するのはもちろんですが、青年部として小倉橋のライトアップと写真コンテスト、地域の催しへの積極的な参加なども通じて地域活性化にチャレンジしていきます」

− 10月 20日号掲載記事より−


10月 26日 水曜日

[ 相模原市内の4ボウリング場 ]

チャリティボウル 自治会員限定で低料金
 収益を復興支援に

 相模原市内の4つのボウリング場は2012年3月まで、毎月11日から17日までの間、「東日本大震災チャリティーボウリング」と名付けたイベントを実施している。
 市自治会に加入している人を対象にした特別料金を設定しているもので、市自治連合会が発行し、加入世帯に全戸配布している厚生施設利用カードをフロントで提示した人に、大人・子どもとも1人2ゲーム700円(貸し靴無料)でプレーを楽しんでもらう。このうち200円を被災地への義援金にあてる。
 同カード1枚で1度に何人でも、また何度でも利用できるが、日時指定の予約客は対象外。追加ゲームは大人・子どもとも1ゲーム300円。
 市内の5ボウリング場は、市自治連の後援を受けて被災地支援を目的に6月から3カ月間、毎月1週間このチャリティー企画を実施したところ、約6万7000円の義援金が集まった。
期間中、予測以上に利用者があり、問い合わせも相次いだことから、4つのボウリング場が9月以降も継続して行うことを決めた。
 市自治連の割引契約施設でチャリティー企画のプランナーとなった相模ファーストレーン(中央区相模原8‐4‐15)の大野拓美営業開発室長は「被災地の復興を支援するため、ボウリング場としてできることをしたいと考え、ほかのボウリング場に呼びかけた。お客様からボウリングは初めてだが、チャリティーに協力したいという声もいただいており、ボウリング人口の拡大という面でもプラスになっている。この企画が自治連に加入するメリットの一つになり、加入促進にも役立てばと考えている」と話す。
市内のボウリング場が連携してチャリティー事業を行うのは初めて。来年4月以降については今後検討するという。 ちなみにファーストレーンの場合、通常料金は平日昼間一般が1ゲーム500円、高校生以下が400円、平日午後6時以降と土・日・祝日がそれぞれ550円、450円。貸し靴300円。
その他の実施施設は南橋本ボウル(緑区橋本台1‐34‐1)、相模原パークレーンズ(中央区相模原2‐7‐4)、町田ボウリングセンター(南区上鶴間本町3‐11‐8)。

− 10月 20日号掲載記事より−


10月 27日 木曜日

[ 菓子まつり&スイーツフェスティバル ]

地元の菓子好評
 創作スイーツは完売

 相模原市内で製造された銘菓を一堂に展示する、「さがみはら菓子まつり」が10月15日アリオ橋本店(大山町)で開催され、家族連れを中心に大勢の人でにぎわった。
 毎年この時期に開催されているが、今年は初めて「さがみはらスイーツフェスティバル」との併催となった。
 この日は市内各地の30店舗が出品。相模原の新しい銘菓「照手姫」をはじめ和菓子、洋菓子、まんじゅう、パンなどが会場いっぱいに並んだ。
 生菓子の製造実演や花や樹木などをかたどった見事な工芸菓子が来場者の目を楽しませ、普通のまんじゅうの数十倍にもなりそうな巨大まんじゅうの重さ当てクイズも実施。
 市観光親善大使の百瀬由璃子さんと出来田美咲さんも来場してアナウンスなどに活躍したほか来場者とのジャンケン大会にも笑顔で協力した。
 出店者の一人、㈲菓子工房くろさわ(中央区横山)の黒澤章典さんは「例年より人出が多く、即売も好調」と話した。
一方、スイーツフェスティバル販売会にはコンテストにノミネートした31点のうちカフェを除く26店が参加。
 各店とも応募作品を30個ずつ用意したが、売り出し開始直後から順番待ちの長蛇の列ができ、早いところでは1時間もたたずに売り切れ。午前中にほぼ全店で品物が無くなり、消費者の関心の高さを示した。

− 10月 20日号掲載記事より−


10月 28日 金曜日

[ 佐久市の果物 ]

今年も大好評 りんご・プルーン直売

 銀河連邦サク共和国(長野県佐久市)のとれたてりんごとプルーンの即売会が10月6日正午から相模原市役所本庁舎玄関前の広場で行われ、早々と売り切れて買えない人が出るほどの人気ぶりだった。

 「新鮮さ」求め行列

 この日は発売前から順番待ちの人の列ができ始め、特設テントでの販売が始まった正午には150人あまりに達した。列の前の方にいた中年女性は「昨年も並んだが、目の前で売り切れ。きょうは11時半から並んでいる」と『リベンジ』に燃える弁。
 佐久市から運ばれて来たのは、りんごが千秋、紅玉、シナノスイートの3品種、プルーンがサンプルーン、プレジデントの2品種。りんごは1袋5個入り(500円)が680袋、プルーンは1パック500㌘入り(同)が490パック用意された。
 正午の発売と同時に順番にテントの前に進んだ人たちはお目当てのりんごやプルーンを買い求め、中には5袋、3パックなどとまとめて買う人も多く、わずか30分で完売。両手に袋を提げて満足そうな表情の初老の男性は「新鮮さが一番の魅力。毎年楽しみにしている孫に食べさせて喜ぶ顔が見たい」と話した。
 毎年9月と10月の2回行われている即売会だが、出品した佐久市滝プルーン・りんご生産組合の話によると、今年は作柄が良いという。相模原市内では11月13日に市立淵野辺公園で開催される市農業まつりでも販売される。

− 10月 20日号掲載記事より−


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