2011年(平成23年)
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お知らせ

5月末でいったん休止していた Webでの記事配信を 10月より再開しました。今後ともご愛読のほどよろしくお願いいたします。

10月17日 月曜日

[ 注目のプログラム連続公演 ]

相模湖交流センター
 23日ジャズトリオ/29日瑞宝と権現太鼓競演

 「上質のホールで良質のコンサート」が定評の県立相模湖交流センターで今秋行うプログラムが注目を集めている。
 「百年に一度の天才」といわれる木乃下真市の「津軽三味線コンサート」が10月8日午後3時から行われたのを皮切りに、10月23日午後2時からは猪俣猛プロデュースの伝説のジャズトリオによる「オータム・イン・サガミコ」、29日午後3時からは「響け!瑞宝太鼓×権限太鼓」、11月26日午後3時からは第9回フランツ・リスト国際ピアノコンクールで優勝した相模大野在住の後藤正孝が「ピアノ・リサイタル」を行うというスケジュールで、これらのチケット予約を同センターが受けつけている。
 津軽三味線のコンサートでは過去に津軽三味線全国大会で2年連続優勝し、2000年の同大会歴代A級チャンピオン山田千里杯争奪戦で初代チャンピオンになった木乃下真市が津軽じょんがら節、津軽あいや節のほか、自ら作曲した「海流」「天風」などを披露した。
 また、ジャズトリオではピアノの前田憲男、ドラムの猪俣猛、バスの荒川康夫がジャズの真髄を示すセッションを披露する。チケットは3000円。
 さらに太鼓の競演では今年上映されて話題を集めた映画「幸せの太鼓をひびかせて〜INCLUSION」で知的障がいを乗り越えて和太鼓集団として独立した瑞宝太鼓が地元相模湖の与瀬権限太鼓と競演する。チケットは3000円。
 一方、後藤正孝リサイタルでは、ピアノの名器「ベンゼンドルファ」を有する同センターの「ピアノマラソンシリーズ1」として行われ、第1部でベートーヴェンのソナタ、リストのワルツなどを演奏、第2部でヴェルディ=リストのリゴレットなどを披露する。チケットは2500円。
 主催は同センターの指定管理者であるアクティオ㈱で、問い合わせは電話:042―682―6121。

− 10月 10日号掲載記事より−


10月 18日 火曜日

[ 草の根プロジェクト始動 ]

桜美林大
 22日に「世界発見子ども広場」

 桜美林大学(町田市常磐町3758)の桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクト(草の根プロジェクト)は10月22日午前10時から同学園チャペルの小礼拝堂で児童向け異文化体験ワークショップ「世界発見子ども広場」を開催する。定員は先着20人で、小学1年生から4年生。
同プロジェクトは世界の楽器、遊び道具、生活の道具など実物資料を活用して地域の教育をより豊かなものにするのが目的で、桜美林が持つヒト、モノ、チエ・ワザを教育資源として提供する。
参加の申し込みはEメールで「世界発見子ども広場参加申し込み」と明記、児童氏名、よみがな、小学校名、学年、保護者氏名、電話番号を入力、保護者が kusanone@obirin.ac.jp に送信、
または電話かFAX:042‐797‐2745で送る。

− 10月 10日号掲載記事より−


10月 19日 水曜日

[ 大船渡の小学校母校に派遣 ]

小山小の平野教諭 末崎小に1週間
 思わぬ辞令に感慨・・・

 相模原市教育委員会による銀河連邦友好都市の大船渡市への教職員派遣の第4期が10月11日から14日まで行われ、派遣される小学校教諭2人のうち相模原市立小山小の平野崇史教諭(27)が大船渡市出身で、しかも母校の末崎小学校に派遣されるため、「自分が6年間学んだ小学校に関われるとは思いもしなかった」として、次のようなコメントを発表した。
 「大船渡市末崎町は市内でも津波で最も傷ついた地域の1つで、子どもたちの多くが大きな被害を受けたと聞いた。心に大きな傷を負ってしまった子どもたちに自分がどれだけ関われるか、地元への貢献を最大限に生かせる1週間にしたい」。
 8月22日から始めた相模原市の大船渡市教職員派遣はこれにより、12人を数える。

− 10月 10日号掲載記事より−


10月 20日 木曜日

[ ロマンスカーカレンダー発売 ]

小田急電鉄 公募のフォト作品で

 小田急電鉄㈱(東京都新宿区、山本利満社長)は10月17日から「小田急ロマンスカーカレンダー2012」を小田急線各駅および駅売店、小田急グッズショップ「TRAINS」などで販売している。定価は1部税込みで1000円。
 今年7月から「ロマンスカーと四季」をテーマに一般公募したフォト作品589点の中から最優秀賞1点を8月、優秀賞12点を表紙とほかの各月に採用した。
 その作品には箱根観光専用のVSE(50000形)や昨年のデビュー30周年を経て今も走行しているLSE(7000形)などが季節の風景と共に撮影されており、一般公募作品によるカレンダー制作は今年で3回目になる。
 A3サイズ28頁中綴じオールカラーで8000部を発行、この発売に先立ち10月15日と16日に海老名電車基地、ビナウォークで行う「ファミリー鉄道展2011」で販売した。  ちなみに、最優秀賞に選ばれたのは渋谷大輔さんの「夏を滑るように走る」で、受賞作品13点については鉄道写真家の諸河久氏が評価、その内容を10月中旬から同社HPで紹介している。

− 10月 10日号掲載記事より−


10月21日 金曜日

[ さがみ縦貫道沿い「特区」に ]

県が相模原等エリアで申請
 エネルギー、環境産業集積

 県は9月30日、国に対して相模原市などさがみ縦貫道沿いのエリアを「かながわグリーンイノベーション地域活性化総合特別区域」とする申請を行った。国が8月1日に施行した総合特別区域法に基づき申請したもので、戦後、工業都市としての礎を築いてきた相模原に追い風となる指定となりそうで、今後の具体的な展開が注目される。

グリーンイノベーション特区

 この申請を踏まえて県は「この特区制度(別項●印)の活用で効率的エネルギー需給を地域で実現する『かながわスマートエネルギー構想』を推進し、これを支えるエネルギー・環境関連産業の集積をはかり、地域における経済の活性化と持続的な発展を実現する」としている。
 このために「かながわソーラープロジェクト」として太陽光発電(PV)とEVの本格普及を全県で展開し市場創出につなげるというシナリオ。
 また、これを実現するため、技術開発で①エネルギー・環境分野における新産業の創出を一層促し、高付加価値型ベンチャー企業の集積地にする②産業技術センターを中心としたオープンイノベーションを一層促し、世界的な革新技術の発信地にする③企業誘致および新たな産業適地の創出を一層促し、エネルギー・環境関連産業の集積を図る構想を示している。 こうした特区としての構想などを実現するエリアとして想定しているのは原則、県内全域だが、産業集積に関わる規制緩和などで「産業集積と集積効果の最大化エリア」として想定しているのが「さがみ縦貫道沿線等地域内の一定の区域」で、相模原、平塚、藤沢、茅ヶ崎、厚木、海老名、座間、綾瀬各市と寒川および愛川の両町を挙げている。
 この特区申請により今後は11月中旬に申請内容評価の結果公表とヒアリングがあり、12月中に今年度の第1回指定が行われる予定。

●総合特区制度
 今年8月1日に施行した総合特別区域法に基づき創設された制度で、規制の特例措置に加え税制・財政・金融上の支援措置等をパッケージ化して実施。①国際戦力総合特区②地域活性化総合特区の2つのパターンがあり、国際特区は日本の経済成長のエンジンとなる産業・機能の集積拠点形成、地域特区は地域資源を最大限活用した地域活性化の取り組みで地域力の向上をはかる。

− 10月 20日号掲載記事より−


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